
ロレックスの腕時計が他のブランドと違うところは、スポーツモデルの腕時計すべてに標準でステンレスブレスレットが採用されている点です。
通常スポーツウォッチと言えば、レザーストラップにしたり、ラバーストラップにしたり、装着感をより大事にした、ソフトな当たりの素材になっていることが多いですが、
ロレックスのスポーツウォッチはすべてがステンレス素材のブレスレットになっています。
そこもロレックスと他社を分けるポイントになっているんですが、ロレックスはステンレスブレスレットが標準になっているので、ステンレスブレスでの付け心地は非常に良いと言われています。
まあ、この付け心地というやつは主観なので人それ違うと思うので何とも言えません。
レザーストラップやラバーストラップならば、腕に簡単に馴染むので着用感はやっぱり良いですけどね。
僕個人的には腕にフィットする時計よりも、やや緩めの方が好きなんですね。
時計本体を腕の真ん中に合わせる動作が好きというか、なんというか。。
さて、そんなブレスレットタイプの多いロレックスですが、それゆえに良くぶつけてしまうわけです。
ガシャン、と。
特にブレスレットのクラスプ部分はガシガシ当て放題。
パソコンをしている時には絶対こすれるし、何をしてても一番よく当たるのが、王冠が付いているクラスプと呼ばれる部分です。
確かに新品を購入したばかりの人には、傷が入ることはショックかもしれませんが、だんだんと慣れてくるでしょう。
たまに何かの拍子で、ちょっと深めの傷がブレスレットのどこかに入ることがありますが、あまり気にしないようにしましょう。
ロレックスはぶつけてなんぼの腕時計で、中古品になるとすべてが傷だらけです。
持っていて使用している限り避けては通れない試練なのですw
大きな傷がつくことで、心の傷も大きく入るわけですが、小傷が増えることで大きな傷があまり目立たなくなります。
もともとサブマリーナは中央のブレスコマは鏡面仕上げになっておらず、両サイドのコマのようにヘアライン仕上げにしてあるので、傷はデイトナに比べると目立ちにくくはなっています。
そもそも、サブマリーナという腕時計自体が300メートル潜れるプロのダイバー用に作られたダイバーズ/ミリタリー/探検家ウォッチですから、ぶつけるごとに味がでると言ってもいいタイプの腕時計なのです。
まさに男の勲章。
実際傷だらけのサブマリーナをガシャガシャ使用するのが好きなタイプの男性もたくさんいるくらいです。
しかし、中にはどうしても気になるという人もいますが、そういう場合は研磨してもらうと良いでしょう。
ロレックスのステンレスは他社とは違った、904Lスーパーステンレスを使用しています。
通常の316Lサージカルステンレスの上を行く高級素材なんですが、クロムが多く含有された、耐蝕性が高く、耐金属アレルギー性に富んだ素材なんですね。
そしてロレックスのステンレスウォッチは成形する際には掘削ではなく、鍛造という錬ってたたいて密度が濃くなる方法を使用しています。
気泡を無くし、結晶を微細化してより中身の詰まったステンレス素材になっているので、磨いた時にとてもきれいに仕上がるんですね。
ですからロレックスの中古品はポリッシュされたものはとてもきれいに仕上がっています。
ただ、傷が深い場合は研磨しても磨ききれない場合もあります。
そうなったらブレスレットやクラスプを交換するしかありません。
クラスプだけなら部品代だけで4万円くらいだとも2万円弱とも言われています。
修理矢交換したことがないので何とも言えませんが少々高い。
それだったら、これからまだまだ傷がついていくでしょうから、そのまま様子見しておいたほうが良いというのが僕の個人的な意見。
傷が付くと嫌だというのは分かるんですが、交換後にまた傷がつかないとも限りません。
傷がつくたびに交換するというわけではないでしょうが、部品代や工賃などの交換費用はロレックスともなると格段に高いんですよね。
まるで買ったばかりのスマートフォンのよう。
最初は画面をはあはあするのに半年もするとソファに投げるというw
サブマリーナは男の腕時計ですから、ぶつけてなんぼの腕時計です。
売却する場合には交換するのもありですが、それまでは僕としては遠慮なくぶつけるくらいロレックスを楽しんで欲しいです。
それが出来るのがある種ロレックスを持つ目的ですから。