
ロレックスの人気のモデルは一番がデイトナ、次がサブマリーナという感じでしょうか。
逆もあり得るかもしれません。
ここ数年のロレックスの売れ筋モデルはデイトナとサブマリーナが拮抗している状態が続いており、ロレックスを持っているという人に出くわせば、たいていはデイトナかサブマリーナであることが多いわけですが、その他にも多いのがデイトジャスト。
デイトやサブマリーナはデイトジャストに比べると、価格も高いのであこがれの腕時計という位置づけですから、これら2モデルを夢見ている若い男性も多い、または多かったんじゃないでしょうか。
ジェームズボンドが使用していたのもサブマリーナだったし、ポールニューマンが愛していたのはデイトナでした。
ロレックスの2大フラッグシップはやっぱりデイトナとサブマリーナ。 この2つの腕時計は時を超えて世代から世代へと …
時計の価値はいかにして決まるんでしょうか? 時計の価格はまずはそのブランドによってベースとなる価値がある気がし …
世界中で憧れの腕時計として言われるこれら2シリーズなんですが、デイトジャストもまた影の立役者として大活躍しています。
最近ではGMTマスターIIの新作モデルが登場し、人気がそちらに少し傾いています。
数年前はヨットマスターIやヨットマスターIIが新たに発表されたし、スカイドゥエラーなる新作シリーズも登場して、
長い歴史を持つデイトジャストの影が徐々に薄くなっています。
ロレックスのスポーツモデルがあまりに人気なので、ロレックスもスポーツモデルに全力を注いでいるわけです。
しかし、影や存在感が薄くなったからと言って、デイトジャストが売れていないわけじゃありません。
もちろん、人気がないわけでもありません。
むしろ世界中で長く安定的に愛されているのはデイトジャスト方で、デイトナやサブマリーナの知名度に押されていますが、販売数はかなり多い。
一言でいえば定番アイテム。
元祖醤油ラーメンのような位置づけです。
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背脂たっぷりのニンニク焦がしブラック醤油ラーメンや、味噌バタコーンラーメン、チャーシューたっぷりのとんこつラーメンが人気だとしても、決してなくならないのが昔からある薄口でアットホームな醤油ラーメンなのです。
言ってみればラーメン(ロレックス)の人気を生み出したのは昔からある中華そば(デイトジャスト)で、
たとえ、それから発展したニンニク油たっぷりの味噌キムチチャーシュー麺(デイトナ+ダイヤモンドインデックス)が超人気で中華そばの影が薄くなっても、かならず一定の数だけお客さんに食べてもらえるのです。
デイトジャストは価格帯もデイトナやサブマリーナなどのメインモデルや、その他のスポーツロレックス、スポロレに比べると割安で、
ゴールドのモデル以外は50万円~で購入可能です。
リセールバリューも高く、中古のモデルならばゴールド素材のモデルでも100万円を切っていることすらあるわけです。
バリエーションもめちゃくちゃ多く、種類は500以上あるとも言われています。
サイズ展開も豊富で、レディース用としてのモデルもメンズ同様にたくさん存在します。
デザインは飽きの来ないシンプルなドレス系に、大きなデイトが加わった外観ですが、針やインデックスには夜光塗料が塗られた実用性が加わった綺麗な腕時計に仕上げられています。
これがデイトジャストの基本形。
これをベースにベゼルがフラットなスムースベゼルやギザギザになったフルーテッドベゼルが存在し、
その他にも文字盤の色や素材も豊富で、インデックスには宝石が使用されたりローマ数字が使用されたりしています。
ケース素材もステンレスの他に、エバーローズゴールド、イエローゴールド、ホワイトゴールドが使用され、かなり多くの組み合わせが用意されています。
つまり他人とかぶることがないのがデイトジャスト。
種類が多いので人気が無いように見えますが、実は世界中で売れまくっている大人気の名作なのです。
時計の精度は高級モデルのデイトナやデイデイトとちっとも変りませんから、コストパフォーマンスが非常に高い。
デイトジャストのメリット
- 安い
- リセールバリューも高い
- バリエーションがかなり豊富
- ずっと使える定番デザイン
- 他人とかぶることがない
メリットはこんな感じでしょうか。
デイトナやサブマリーナなどに比べると人気はないですが、スポロレの人気が異常なだけw
デイトジャストを愛用している人は実は地味に多い。
僕もデイトジャストのコンビモデルや18KYGモデルが大好きです。
腕元をゴージャスに、しかも安価に飾れるのがゴールドを使用したデイトジャスト。
一言でいえば定番の醤油ラーメンということですかね。