
成功者の証、ロレックス
ロレックスは紛れもなく成功者の証と呼べる腕時計ブランドです。
成功している人は大抵ロレックスかウブロを持っています。
最近ではウブロの勢いがすごいので、ウブロが成功者の腕時計としてよく所有されるようになりましたが、
僕としてはロレックスが長年築き上げてきた信頼とブランド力、そして高すぎる精度は、そう簡単には追いつけるものではないと思っています。
ウブロの強烈な人気はなくなりはしませんが、いずれは数年の間に落ち着いてくるのかなという印象です。
僕がそう思うのは、ロレックスが一番の売りとする精度と、ウブロの精度があまりにもかけ離れているからです。
実用性1. 精度
ロレックスが日差±2秒以内をクリアした個体じゃないと、市場に出荷しないのに対し、ウブロが公式で認める日差は±15秒以内と、
両者でかなりの開きがあるわけです。
ここですでに実用性が全然違うわけです。
僕が普段愛用しているフランク三浦の腕時計も、先日2、3分の遅れがあることに気付きました。
購入してからおよそ半年の間でこれだけ差が出来たのか、自分で時刻合わせした時にずれてしまったのかは定かではありませんが、
1日に8秒の差があるとすると、1か月で240秒、つまり4分。
半年で30分です。
これが15秒なら。。
そう考えると、僕としてはどうしてもロレックスの実用性にはどこのブランドも勝つことが出来ないと思うのです。
確かに機械時計ですから、遅れなどは仕方ないし、自分で修正すればいいことなんですが、実用性というキーワードで腕時計を見ると、精度はどうしても外せない要素なんですね。
ロレックスの精度が素晴らしいという点で、すでに高い実用性が実現されているわけです。
実用性2. 防水性
防水性についてはどこの時計ブランドも十分すぎるほどの気密性を持つ腕時計を生み出してきました。
100メートルはざらだし、200メートル、300メートルまではもはや珍しくありません。
ですから、防水性に関してはロレックスが他社に抜きんでているとは言えませんが、ロレックスの腕時計は現行モデルだと、チェリーニ以外ですべて100メートルを超えていますから、心配なく購入することが出来るでしょう。
ブランド唯一の完全なるドレスウォッチのチェリーニでさえも50メートルの防水性を誇っていますから、日常使用に関しては全く問題ないレベルです。
水垢が出来るのがいやだし、レザーストラップが傷むのいやなので、あまり水につけたいとは思いませんが、防水性、気密性に関しては実用性の高いブランドと言えます。
実用性3. 素材
ロレックスが誇る904Lスーパーステンレスは、僕が知る限りでは、ジラールペルゴとロレックス以外では腕時計に使用していません。
316Lステンレスが使用されるスイスの時計界ですが、ロレックスはその上を行くスペックを持つ904Lを使用しています。
904Lと316Lの大きな違いは、クロムとニッケルの含有量が増えているという点でしょうか?
クロム
クロムはステンレスの表面に不働態皮膜を形成することが知られていますが、これが904Lスーパーステンレスの特徴の一つでもあります。
ステンレスがサビたりするのは酸化被膜や不働態皮膜が壊れるからなのですが、クロムの含有量が多いので、皮膜もまた強いわけです。
金属アレルギーに対して良いとされる904Lステンレスなんですが、そういった理由からなんですね。
ニッケル
ニッケルもまた錆びに強く、耐蝕性を高める効果を上げる成分で、ニッケルの含有量が316Lに比べ倍くらい入っているのが904Lなんですね。
ロレックスは904Lを使用する前は316Lを使っていましたから、同社で使用していた2つのステンレス素材の成分を比べると、含有量が成分によって大きく違っていることが分かったんですね。
まとめ
まとめると、ロレックスは実用性が高い腕時計です。
ただ、そこには価格というハードルもありますから、価格に対して実用性が高いかと言えば個人での判断になります。
ロレックスには先に述べた、成功者の証というステータスがあります。
ですから、世界で認められたステータスと、使用での実用度を合わせると、僕としてはロレックスは費用耐効果が非常に高い時計だと言わざるを得ません。
ロレックスが大好きだということもあるんですけどねw
でも僕は元々はアンチロレックスだったわけですからねw
サブマリーナをプールや海の海水にじゃぶじゃぶ浸けている人もたくさんいますから、そういう使い方が出来る100万円を超えるものってあんまりない気がしますから、ロレックスはやっぱり実用性が本当に高いんだと思います。