
世の中には変わった腕時計がたくさんありますが、その風変りなスタイルは時代と共にどんどん進化しています。
風変りさの種類も時代とともに変化しており、最初は風変りなデザインから始まりました。
そこから風変りな素材、そして現在では風変りな機能とかそういう方向で変化をつけた時計が登場しています。
ロマンジェロームという腕時計は、それらのうちの2つ、主に素材やデザインなどで他とかなり差別化された時計を作っていて、皆さんのなかにもロマンジェロームのマリオとドンキーコングやインベーダーモデルの腕時計があるのをご存知の方がいると思います。
ということで、今日は名作揃いと言われた2017年の新作の中でもロマンジェロームの新作についてみてみたいと思います。
スチームパンク 46 オート カモ Ref.RJ.T.AU.SP.007.02
まずはこのモデル。
もうすでに少し意味不明な感じがたまらない人もいるんじゃないでしょうかw
近代文明の始まりとなって大活躍した蒸気機関車をテーマにした腕時計。
蒸気機関車をテーマとした腕時計なんていままでなかったんじゃないでしょうかw
普通、腕時計は飛行機とか、船とか、車とかをモチーフにしてそれらを称えるモデルとかが作られたりしていますが、蒸気機関のような動力自身がテーマとなった腕時計はかなり珍しい。
モデル名となっているスチームパンクも蒸気機関を表す言葉で、それがそのままモデル名として使われています。
文字盤で確認できる4つのシリンダーのようなものも、実は蒸気機関のシリンダーをそのまんまイメージしているわけです。
12時と6時位置にある大きなローマンインデックスには手作業でカモフラージュ柄がペイントされていて、ミリタリーウォッチ好きへ向けたモデルだということがよくわかります。
同じくカモフラージュ柄になったアリゲーターレザーのストラップと文字盤の調和もとれている。
スチームパンク 46 オート カモ ポップ Ref.RJ.T.AU.SP.007.03
このモデルはインデックスがカモフラージュはカモフラージュでもポップカラーで表現されたモデル。
これはなかなかファンキーで面白い1本なんじゃないでしょうか。
僕はこっちのモデルの方が好きです。
カラフルな色合いもインデックスに使用されているだけなので、派手すぎるということもないし、遊び心がある腕時計の一つという感じ。
これら2モデルともそれぞれ世界限定25本しか作られていないのでおそらく手に入ることはもうないかもしれませんが、中古なら運が良ければ手に入るかもしれません。
価格帯も定価で163万円くらいですから、そこまで高額ではない。
これがロマンジェロームの醍醐味なんですな。