
時代はダイバーズウォッチを歓迎し、どんどん僕たち一般人にも普及してきています。
数々のブランドがいろいろなダイバーズウォッチを生み出す中でやはり一番といってよいほどすごいのがロレックス。
1967年に登場した特許満載のシードゥエラーですが、
2017年に誕生50年を記念してモデルチェンジしたのが話題になっています。
他のロレックスとはちょっと違った系譜をたどるシードゥエラーシリーズ。
Ref.16600の終了とともに誕生したRef.116660 ディープシー。
前作シードゥエラーRef.16600の40mmケースより4mmも大きい44mmという大きなガタイに。
その後は、
Ref.116600 シードゥエラー4000がRef.16600の正式な後継者モデルで登場し
サイズもRef.16600の40mmに戻っています。
- Ref.16600
製造期間:1990年頃 ~ 2008年
防水性:1220m - Ref.116660 ディープシー
製造期間 2008年 ~ 現在
防水性:3900m - Ref.116600 4000
製造期間 2014年 ~ 2017
防水性:1220m
そして今回2017年に登場したのがシードゥエラー Ref.126600と呼ばれる新作モデルで、ケースの大きさは43mmと間を取った形になっています。
防水性は1220mと過去のシードゥエラーと同じ。
その中でディープシーと呼ばれるモデルはモデル名の通り3900mも潜れちゃいます。
- リングロックシステム
- 5mmもあるドーム型のサファイアクリスタルガラス
- ヘリウム排出バルブ
- 逆回転防止ベゼル
これらの技術からロレックスのディープシーはいくらでも潜れちゃいます。
なかでもリングロックシステムとばれる耐圧ケース構造は特別です。
シチズンが金属アレルギー防止策として利用しているグレード5という純度の高いチタン。
その合金製ケースバックと窒素合金ステンレススチールで作られたという耐圧リングを、5mm圧のドーム型サファイアクリスタルガラスと合わせることによって、
3トンの水圧にも耐え得るケースが出来上がります。
ディープシーのみに利用されているケース構造で3900mの防水性はここからきている。
更にロレックスが誇るトリプロックリューズの採用。
リューズとケースの間のチューブ部分に計5個のパッキンを利用しオイスターケースにねじ込んでいる。
密閉性は潜水艦並みだ。
リューズ上で王冠の下に3つ点がありますが、これが3重構造を意味するトリプロックの証です。
Ref.116660 ディープシー Dブルー 中古
Ref.116660 ディープシー Dブルー 新品
さらには、このモデルだけじゃないんですが、
逆回転防止ベゼルがついています。
ダイバーにとって潜水時間を測るのは命を守るのと等しい。
時計にあたったり、時計をぶつけたりしてベゼルが回転し、潜水時間を少なく見積もらないためにも逆回転防止ベゼルは大変貴重な機能になります。
プロのダイバーとともに作り上げられたこれ以上は望めないほど極上の潜水ウォッチを作り上げました。
特にこのDブルーと呼ばれるモデルは文字盤の色がフェイドイン/アウトしています。
青から黒へ、黒から青へ。
このモデルはナショナルジオグラフィックの専属探検家であるジェームズ・キャメロン氏の偉業をたたえて登場したモデルになります。
世界一深い場所は、、マリアナ海溝と呼ばれる北西太平洋のマリアナ諸島の東に位置する淵。
ナショナルジオグラフィック協力のもとで単独潜水でたどり着き海底探査を成功させました。
彼の偉業に乾杯して(してないかw)敬意を表して誕生したスペシャルな深海カラーモデル。
ドラえもんの海底奇岩城はいささか怖かった。
Ref.116660 ディープシー Dブルー 中古
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このごつさがやっぱり良い。
重厚感の塊のような時計。
ヘリウムガスやベゼルの存在に圧倒してしまう1本。
文字盤の青が僕を海へとかり出してくれそうだ。
それだけ美しくもある。
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