
サブマリーナが誕生したのが1953年のこと。
最初に登場した初代のサブマリーナには、今のサブマリーナのイメージとは違って、デイト機能がありませんでした。
いまでこそ、サブマリーナにはデイト、ノンデイトと機能が分かれたモデルが1種類ずつ用意されていて、デイトモデルの方が人気がありますが、昔ノンデイトのみの一択だったんですね。
サブマリーナにはシードゥエラーなどの超防水機能がついた派生モデルが生まれたりしていますから、ロレックスの基礎とも呼べるハイスペックな機能を搭載しているベースとなる腕時計とも呼ぶことが出来るのがサブマリーナなんですね。
防水性が高まっていったのもこのモデルが中心となっていったわけで、今あるロレックスではチェリーニ以外はすべて100メートル防水を備えていますが、300メートル防水を備えたサブマリーナはやはりブランドを中心とした一番実用度の高いシリーズなんですね。
オメガのスピードマスターもシーマスターがベースとなった、シーマスタークロノグラフとして登場していますから、防水性がある腕時計の技術がその他の派生モデルの基本になっているんではないでしょうかね。
ロレックスのデイトナもコスモグラフデイトナと名乗られるのは、NASAの公式時計に採用されるために存在を主張するために名付けられたことが言われていますから、サブマリーナの防水性はかなり重要だったんですね。
いろいろな厳しい耐久テストに合格しなければいけませんでしたから。
さて今日はそんなサブマリーナの初代から続くサブマリーナノンデイトの価格の推移についてお話ししたいと思います。
サブマリーナ ノンデイト Ref.114060の価格推移
さて、サブマリーナの歴史を見ると上記でお話ししたように、イメージではデイト付きが圧倒的に印象的ですが、はじまりはデイトが付いていないモデルだったんですね。
ですから、人気の具合で言うと、ノンデイトであるオリジナリティがあるモデルの方が人気があってもよいと思ったのですが、サブマリーナに関してはデイト付きのモデルの方が人気が高いみたいです。
しかもグリーンサブの方が明らかに黒いモデルよりも人気。
非常に意外でした。 サブマリーナと言う腕時計がめちゃくちゃ人気で、デイトナに次ぐほど人気ですから、このシリーズ …
グリーンサブ Ref.116610LVはどんな時計? 悲しいお知らせと良いお知らせがありますw 持ってる人には …
こちらの記事ではサブマリーナデイトの黒いモデルと緑のモデルの価格推移について書いているので良ければ参考にどうぞ。
さて、そんなサブマリーナなんですが、ノンデイトモデルの人気ぶりはいかがなもんなでしょうか?
というわけで、過去2年の価格推移のグラフを見てみましょう。
image by kakaku.com
これは2016年から2年の間のサブマリーナノンデイト Ref.114060の新品平均価格と最安価格の推移を表したものなんですが、水色の線が平均価格で、ピンクの線が最安価格です。
ご覧の通り、2年前からでいうと、同じく綺麗な右肩上がりの上昇を見せています。
2018年の終わりごろにはちょうど100万円の大台に乗ってますます価格が上昇することが予想されます。
2年前の70万円台前半のことを思えば、割合で言うと40パーセントも価格が高騰していることになります。
あがりすぎですw
上記で紹介しているサブマリーナデイトの記事でも書いているんですが、黒いモデルでは同じく40パーセントの上昇、グリーンサブでは50パーセント以上の上昇を見せています。
このことからも分かるように、サブマリーナのノンデイトモデルはデイトモデルと比例するように価格が高騰していることが分かります。
つまり、上がりすぎということですw
まとめ
サブマリーナのノンデイトはカレンダー機能がついていないので、やはりそれだけでもデイトモデルよりは安くなります。
定価がそのように設定されているからなのですが、しかし人気の方はと言えば、デイトモデルと同じような割合で価格が上昇しているところを見ると、デイトもノンデイトも同じくらい愛されているということでしょうか。
僕はてっきりノンデイトの方がもう少し緩やかな上昇を見せていると思ったんですが、実際はノンデイトの方も定価に応じて同じような割合で価格が高騰していました。
つまりはサブマリーナはデイト、ノンデイト関係なしにどの現行ラインナップも同じように人気があるということなんでね。
40パーセントから50パーセントの価格の上昇率は異常なんですけどねw
しかも2年で。
ロレックスは世界で一番注目されている時計ブランドの一つです。 同社が発表する新作モデルはバーゼルでも一番注目さ …