
ジャガールクルトには丸形の時計が多いです。
マスターシリーズはたくさん存在していて、ジャガールクルトのほとんどの種類が丸いケースをまとっています。
その中で一シリーズだけ異色の光を放つレベルソという腕時計があります。
長方形のケースをした腕時計で、男女ともに非常に人気があるシリーズです。
特に日本ではものすごく人気で、レクタングル型の腕時計なら、レベルソの右に出る腕時計はないんじゃないでしょうか?
レディースのスイスウォッチと言えば、一番に思いつくのがロレックスのデイトジャスト26やオメガのコンステレーションだったりします。
しかし、少々マニアックで、他とはちょっと違った腕時計で、なおかつ大人っぽい腕時計が良いという人の間ではレベルソは爆発的人気を得ています。
まあ、絶対数が少ないですから、レベルソを着用している人を見ることはあまりないかもしれませんが、クラシックなファッションが好きだったり、フライトアテンダントのような職業の女性はレベルソやデイトジャストを着用している人が結構多いかもしれないですね。
そういう感じですから、日本とジャガールクルトは割と特別な関係にあるようです。
何日か前にもジャガールクルトのレベルソの日本限定モデルを紹介したことがありますが、それも1本だけじゃなく、2本も3本も日本限定特別モデルが存在しているんですね。
日本限定モデルの腕時計たち 日本はスイスやドイツの機械式時計メーカーにとってすごく大きな市場です。 アジアの中 …
こういうやつなんですが、日本限定モデルはインデックスに特徴がある感じでした。
その他には最近発表されたレベルソの中に日本へのオマージュ作品としか思えないモデルがあるんですが、その名も『レベルソ 葛飾北斎』w
僕が勝手に名付けたんですが、レベルソの裏蓋にエナメルで葛飾北斎の『神奈川沖浪裏』が描かれているモデルがあるんですね。
2018年くらいに発表されたモデルだと思います。
レベルソと絵画の融合・葛飾北斎の富嶽三十六景『神奈川沖浪裏』 腕時計というものは芸術作品だと言えます。 特に機 …
こちらで紹介しているので、見てみてください。
本当に芸術作品としか思えない。
と言うわけでですね、今日はジャガールクルトのレベルソと日本を連想させるモデルをもう1本ほど紹介したいと思います。
レベルソ グランド オートマティック Ref.Q3038420
この1本なんですが、大きなケースのレベルソに、ビッグデイトとデイ&ナイトが搭載された1本。
ケースサイズは46.5 × 29 mmという大きさで腕一杯に広がる長さのレクタングルウォッチですね。
もちろんメンズ。
さて、この腕時計の特徴なんですが、6時位置にスモールセコンドがあるんですが、そのバックグラウンドがデイ&ナイト表示になっています。
時間帯によって、夜か昼かが分かる仕組みになっているんですが、この昼を示す太陽が旭日旗に見えるというのが今日のテーマになっています。
この旭日を見ると日本伝統の朝日の絵を思い出す人も多いことでしょう。
これがジャガールクルトのレベルソに使用されているわけですから、日本人としてはちょっとびっくりします。
これが日本を意識したデザインであるかどうかは不明ですが、この旭日旗はほかで見ることはありませんから、本当に日本向けにデザインしたのかもしれません。
公式にはそういったことは書かれていないんですけどね。
まとめ
ジャガールクルトは割と日本を贔屓してくれている感じがあります。
レベルソのトリビュートエナメルに3つほど絵画が使用されているんですが、一つに日本の葛飾北斎の富嶽三十六景が選ばれていて、その他にもジャパンリミテッドなモデルがいくつか販売されています。
その他にも僕が知らないジャパンリミテッドなモデルが存在するかもしれません。
日本ではかなり多くのレベルソユーザーがいて、機械式時計にあまり興味がない女性もレベルソをたくさん使用していますから、ジャガールクルトも日本を大きな、そして重要な市場として見ているんだと思います。
というわけで、レベルソの旭日旗モデルでした。