
ウブロだってまともな腕時計を作りますw
ウブロはもちろんいつだってちゃんとした高級な腕時計を作りますが、ただアイディアが奇抜なんですね。
ウブロが使用する素材は時計には使用しないものを使っている場合があって、これほんとにいいの?wって感じの腕時計をよく作ったりします。
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こちらでも変わったウブロの腕時計について書いているので気になる方は読んでみてください。
今日はそんなウブロの中でもなんと!ダイヤモンドを使用した腕時計についてです。
なんで驚きなのかと言うと、ウブロにしてはあまりにも普通の素材だからですw
ウブロがダイヤモンドを使用するだなんて、雪でも降らないかしら?的な感じです。
変わったアイディアを打ち出すことをブランドコンセプトの一部にしているメーカーですから、ダイヤモンドとなると代わり映えがしないという感じなんですが、それが全身全部ダイヤモンドだったらどうでしょう?
5億円のウブロ ビッグバン
こういうやつなんですが、もはやビッグバンかクラシックフュージョンかもわからない1本。
これは確かにすごい作品。
ダイヤモンドがアクセントになっているタイプの腕時計ではなく、他にはない、ダイヤモンドで出来ているといった感じのビッグバンです。
ダイヤモンドだけの加工はやはり難しいのでフレーム的ななものがあって、ダイヤモンドを無数に埋め込んだタイプの腕時計なんですが、やっぱりそれでもここまでダイヤモンドを使用した腕時計はスイスの機械時計の中でも見たことがありませんから、盲点を突いた戦略と言った感じです。
量産タイプの腕時計じゃないので、戦略というには少々大げさかもしれませんが技術力を見せたり、知名度や話題性を高めるには持ってこいな1本と言えます。
それにしても5億円は少々高すぎるという気がするのですがいかがでしょう?
ホワイトゴールドのケースフレームに埋め込まれたダイヤモンドは時計全体で1282個だそうです。
重さにすると100カラットのダイヤモンドが使用されています。
1カラットがおよそ0.2グラムですから、100カラットで20グラム。
20グラムのダイヤモンドが使用された腕時計で、確かに加工なんかにも手間がかかっているのがよくわかります。
こういった画像を見ると、時計と言うよりは、職人が何年もかけて作った芸術工芸と言った感じです。
ヨーロッパのどこかにイースターエッグ細工のプロがいますが、イメージとしてはそんなかんじでしょうか?
ちょっと違うんですが、そういった芸術作品を連想させる腕時計だなと感じました。
まとめ
ウブロはやっぱり驚かせ方がうまいです。
他が思いつかないような素材を腕時計に使用することにかけてはウブロを超えるメーカーはありません。
普通は使わないようなものを腕時計に使ったモデルを生み出し、話題をさらうわけですが、ちゃんとした一般的な腕時計も市場向けに作ったりもしています。
戦略的にはなかなか上手なんですが、時々こういった度肝を抜く腕時計を見せてくれます。
ダイヤモンドとホワイトゴールドという組み合わせはまるで珍しくはありません。
ですがウブロが作るとこんな感じで他にはない1本に仕上がります。
抜け穴を利用したアイディアにはいつもながら感心させられます。
今回の1本は5億円という値がついていて、どちらかというとかなり高額で、素材以上だとは思うんですが、数に限りもあるし世界に数本しか存在しませんから確かに価値はあると思います。
まあ、観賞用ですね。
ダイヤモンドをぶつけて落としたくないですからね。
というわけで、、、ウブロの5億円のビッグバンでした。