
オーデマピゲのロイヤルオークはこのブログでも多数紹介している通り、僕も大好きな腕時計シリーズの一つであります。
これほどカクカクしている腕時計なのに人を引き付ける腕時計これまでにあったでしょうか?
これだけ角がある腕時計が人気が出るわけがないという先入観からこれまではこういった腕時計が登場することはあまりありませんでした。
おそらく。。
事実、今のようにロイヤルオークが人気になったのは最近のことで、ロイヤルオークのステンレスのモデルでも100万円以下で買える時代があったわけですから。
その当時はやはり機械式時計でステータスウォッチと言えばロレックスやフランクミュラーと言う感じでしたから、今あこがれの腕時計となっているオーデマピゲのロイヤルオークもパテックフィリップのノーチラスもその当時は全然人気がなかったんですね。
1972年と言えば、忘れもしないオーデマピゲのロイヤルオークが発売された年です。 と言っても僕はまだ生まれてな …
こちらで初代モデルのノーチラスについて書いていますが、初代のRef.3700/1は数年で生産を終えています。
今でも確かに取っつきにくい形状ではありますから、ノーチラスもロイヤルオークも好き嫌いがはっきり分かれるタイプの腕時計だと言えます。
ただ、機械時計ブームで時計ユーザーの数がすごく増えましたから、これらのシリーズを好きになる人の数も底上げされますから、それでじわじわと人気と価格を上げていったモデルなんですね。
僕としてはこれらの腕時計が大好きなんですが、オーデマピゲの方は割と冒険心が強く、時々とんでもない腕時計を発表することがあります。
ウブロに対抗しているような感じも見受けられるんですが、人を選ぶ腕時計なんですが、さらに範囲が狭まるような奇抜なロイヤルオークが存在するんですね。
今日はそんな風変りなロイヤルオークについてお話ししたいと思います。
ロイヤルオーク オフショア クロノグラフ・オートマティック Ref.26400SO.OO.A054CA.01
こういうやつです。
これはかなりマニアックなロイヤルオークオフショアですから、欲しいという人もかなり少ないんじゃないでしょうか?
2018年のSIHHで発表されたモデルなんですが、つける人も選びそうなデザインです。
柄はカモフラージュで、迷彩色ですから、ミリタリー系の腕時計が好きな少数派の男性にとってはまたとないモデルだと言えます。
ロイヤルオークオフショア自体、ロイヤルオークに比べごつい腕時計ですから、マッチョな腕時計である同シリーズにはこういったミリタリーウォッチ好きが集まるのかもしれません。
44ミリの大きなケースはロイヤルオークの性質上実際かなり大きいです。
このブログでお話ししているんですが、ロイヤルオークはラグがない形状をしているので、ラグと手首の間に隙間が空きやすく、付け心地の面でやはりワンサイズ落として選んだほうが良いのかなと思います。
そうなると44ミリのロイヤルオークオフショアだと感覚で言うと、46ミリ、47ミリなのかなと言う感じです。
ただ、ブレスレットではなく、ラバーストラップを装備しているモデルなので、その辺は柔軟性があるかもしれません。
要試着な1本ですね。
まとめ
実際すごくチョイスするのが難しい1本だと思います。
数はなかなか出そうにないロイヤルオークですが、それだけにコアなファンからの指示は厚いはずです。
狭く浅くというよりは細く深く人気を集めるタイプのデザインだと言えます。
スペックとしては自社製キャリバー3126/3840を搭載し、さらに巻き上げローターには22Kが使用されていますから、高級なのは高級なんですよね、やっぱり。
動画で見るとよくわかると思いますが、いかがでしょう?
定価が300万円以上するものですから、欲しいと思う人の範囲は大分狭まると思いますが、悪くはないという表現がぴったりかな、僕にはw
カモフラージュ柄ならベル&ロスとかの方がよく似合う気がしますからね。
僕が子供の頃はストリートブランドが全盛期で、あっちを向いてもこっちを向いてもストリート系のファッションが目に入 …
こちらでも紹介しているんですが、ベル&ロスのエイプとのコラボモデルはカモフラージュ柄でもすごくよく似合っています。
迷彩柄を使用しても、ケースにするかそれ以外にするかでも大きく変わるんでしょうけどね。
というわけで、迷彩柄のロイヤルオークをお探しの方はこのモデルがおすすめです。
というか、このモデルしかないかもしれないんですけどねw
まあ、でも実際悪くはないです。
持ってたら絶対毎日着けるだろうし、最高のミリタリーウォッチとして持っておきたい1本にはなると思います。