
ショパールというブランド。
1860年にできたこの時計メーカーは、創業時は思い懐中時計の名手として有名でした。
その後、ショイフレ家がショパールの経営権を取得してからはマニュファクチュールとしてのショパールの歴史が始まります。
1996年にはマニュファクチュール工房も設立し、自社ムーブメントの開発に成功します。
1927年から続くイタリアのカーレース、ミッレミリアの公式タイムキーパーとしてのポジションにもあるショパールは同レース名と同じ名前のシリーズを生み出し、世に送り続けています。
1927年から続くミッレミリアのレースも2017年でちょうど90周年を迎え、それを記念するモデルを時計メーカーが出さないわけがありませんw
で、登場したのが、このモデル。
ミッレミリア クラシック XL 90周年 リミテッドエディション Ref.161299-5001
こういうやつです。
もちろんクロノグラフ。
レーシング用の時計ですからね、計測機構は外せません。
ケースサイズもモデル名がいうようにかなり大きい46ミリ。
18KRGケースを使用した46ミリという大きさはかなり迫力があります。
ステンレスでもこの大きさならすごいですが、ゴールドだとなおさらです。
文字盤デザインはというと、なかなかおっとりした感じに見て取れるんですが、いかがでしょう?
レーシングに備わるアグレッシブさというのが微塵も感じられない雰囲気の文字盤。
インデックスのフォントも丸みがあるしレーシングウォッチという気はあまりしません。
まあでも可愛らしいのでオッケーですが。
ジャーマンシルバーの受けに、コートドジュネーブと呼ばれる模様を入れているこのムーブメント。
これが冒頭でもお話しした自社製ムーブメントです。
Cal.L.U.C 03.07-Lと呼ばれる自社製の手巻きムーブメントで、ジュネーブシールを取得しているやつみたい。
ジュネーブシールは高品質の腕時計に与えられるホールマークで、ムーブメントの精度や耐久性、ケーシング後の防水性や精度などなどいろいろな厳しいテストを行いその試練に打ち勝った腕時計に与えられる称号なのです。
ちなみにロジェデュブイの腕時計にはすべてのモデルにジュネーブシールが与えられているらしい。
そっらすごいわw
このショパールのミッレミリア90周年記念モデルにもそれが与えられ、世界限定90本で販売されています/した。
もうないかな。。
という感じでミッレミリアの90周年モデル、割と可愛らしいデザインが特徴的。
リューズもかわいいし、結構全体的に可愛いw