
僕はヴァシュロンコンスタンタンというブランドが好きになっています。
w
1970年代に登場したスポーツラグジュアリーウォッチのブームが2000年を過ぎて加熱しているわけですが、今の機械式時計ブームの人気の頂点にいるのが、パテックフィリップ、オーデマピゲ、ヴァシュロンコンスタンタン、ロレックスなどの高級スポーツウォッチという存在です。
このブログでも何度もお話ししているんですが、僕が好きなのはこの中でもノーチラスとロイヤルオークで、これらの2モデルはジェラルドジェンタさんがデザインしたことでも有名で、じわじわと好きになっていくタイプのデザインにやられたんですね。
世界4大ラグジュアリースポーツ 僕が思うにラグジュアリースポーツの中には4シリーズほど大きな存在があります。 …
こちらの記事でも紹介しているんですが、ラグジュアリースポーツと呼ばれるカテゴリの腕時計の中ではノーチラスが一番好きで、逆にヴァシュロンコンスタンタンのオーヴァーシーズは個人的には少々ランクが下がります。
ですが、ヴァシュロンコンスタンタンのその他の腕時計はため息が出るほど美しかったりします。
パトリモニーや毎年発表されるコンプリケーションなどはめちゃくちゃ美しいです。
1755年に始まったヴァシュロンコンスタンタンの歴史。 2世紀と半を優に超える長い歴史をもつ腕時計メーカーです …
2018年はドレス系の腕時計が多くなってきた感じです。 それで喜ぶのはもちろん綺麗目スタイルが好きな時計ファン …
さて、ヴァシュロンコンスタンタンは世界三大時計ブランドの一つ、パトリモニーやオーバーシーズを作っているブランド …
これらを見ると、オーヴァーシーズはヴァシュロン系ではないのかなと言う感じがします。
ヴァシュロンと言うブランドはドレス系や複雑機構を載せた、いわゆる献上するための腕時計のようなスタイルをしているほうがしっくりきます。
ブレゲがマリーアントワネットや王族などに献上していたのと同様、スポーツウォッチは正直似合っていません。
ですから、ヴァシュロンにはスポーツウォッチは似合わないのかなという気がしています。
ブレゲやIWCのスポーツウォッチはどこか違和感あるのはそのせいだという気がします。
つまり、カテゴリが違う。
長い時計メーカーとしての歴史の中で作られてきた腕時計は芸術性の高いモノばかりでしたからね。
設立260周年を記念して作られたヴァシュロンの新作、ハーモニーもやはり芸術性のある腕時計で、クッションケースを綺麗にドレス系にまとめているところ、そしてそれにコンプリケーションを載せているところ、その辺がヴァシュロンらしくて素敵なのです。
ヴァシュロンコンスタンタンのクッション? 今日はホームセンターに行ってきました。 僕がホームセンターで見るもの …
ヴァシュロンコンスタンタンが奏でるハーモニー 前回僕はヴァシュロンコンスタンタンの腕時計にはかっこかわいいクッ …
ハーモニーにはここでも紹介している通り、いくつかのバリエーションが存在するんですが、ヴァシュロンコンスタンタンはコンプリケーションが良く似合います。
ハーモニー クロノグラフ グランドコンプリケーション エクストラフラット Ref.5400S/000P-B057
ハーモニーと言っても種類が結構あります。
クロノグラフやデュアルタイム、コンプリートカレンダー、そして素材の違い。
いろいろバリエーションが選べるんですが、まあ高いですよねw
そんななかで、今回は一番高いコンプリケーションモデルを見てみたいと思いますw
プラチナが使用されているモデルからね、高いですw
価格設定だって、要問い合わせになっていますからねw
ただ、海外サイトではおよそ4000万円の値段が付けられていますから、やはりこのくらいが妥当なのかなと言う気がします。
ワンプッシュクロノとおそらくラトラパンテが搭載されています。
6時位置にあるのはパワーリザーブインジケーターで残りの稼働時間が表示されます。
パワーリザーブは51時間なのであれば便利かもしれません。
ケース、ベゼル、リューズ、全てプラチナ950が使用されているのでこの価格帯なんですね。
ちなみに950とは1000分の950という意味で、95パーセントがプラチナですよと言う意味。
18KおよびK18は24分割のうちの18が金の使用量と言う意味ですから、パーセントに直すと75パーセント。
欧米では750とも記載されることがありますが、あれはK18および18Kを表しているんですね。
つまりは含有量の割合。
プラチナは純度が高くても硬度、強度が出せるので純度が高いわけです。
素材自体も高いですが、含有量がほぼ100に近いのでプラチナ製の腕時計はゴールド素材に比べて高額になるんですね。
まとめ
まとめると、プラチナ素材をたっぷり使用したヴァシュロンコンスタンタンのコンプリケーションですから、高いですw
2000万円を超えるとさすがに腕時計にそこまで出すのは少々馬鹿らしい気がする人も多いんじゃないでしょうか?
僕も1000万円を超えたら使う用途が狭まるし、コレクションもしたくない派なので、ここまでくるとお店の展示用とかでいいんじゃないかなと思いますw
ヴァシュロンコンスタンタンの所有者にはナポレオンボナパルトもいたそうですから、昔から格式高い時計ブランドとして存在しているんですね。
ですから、このくらいの価格帯でもおかしくはないんですが、少々高いw
コンプリケーションが三大時計ブランドでも一番似合うヴァシュロンですから、良いのは良いんですが、高いw
買える人は一体どういう風に使用するのか気になりますが、やっぱり飾っておくか、資産として持っておくか、いったいどうするんでしょうか?
うーむ、気になる。
というわけで、ヴァシュロンコンスタンタンのハーモニーのコンプリケーションモデルでした。