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さて、宇宙と関係のあるオメガ。
スピードマスターが世界で唯一のムーンウォッチになっており、その歴史はNASAの公式ウォッチになったときから1歩ずつ歩んできました。
皆さんもご存知、アポロ計画で月に有人着陸したのは1969年のことですが、それまでにはかなりの苦労があったはずです。
アポロ15号が打ち上げられたときは当時の船長が私物であるブローバの腕時計を月に持って降り、その時計に2億円の値が付いたことが言われていますが、このブローバの腕時計もまたムーンウォッチと呼べるんじゃないでしょうか。
非公式ですけどねw
さて、そんな宇宙ウォッチなんですが、これまた非公式なんですが、NASAの宇宙計画や月と関係のある腕時計が別のメーカーから誕生しています。
そう、ロマンジェローム。
このブランドは面白いといえば面白いし、変と言えば変。
ロマンジェロームが放つニンテンドーとのコラボモデル・RJ X ポケモン トゥールビヨン・価格はなんと2900万円w
この前もロマンジェロームがポケモンのトゥールビヨンを作って2900万円で売り出したことについて書きましたが、今日は月面着陸に関連するモデルについて。
ムーンインベーダー スピードメタル オート Ref.RJ.M.AU.IN.005.01
このモデルなんですが、ロマンジェロームがアポロ11号の有人月面着陸へ敬意を表して作ったというモデル。
46ミリという大きめなケースで、ケース素材はステンレス製。
ブラックPVD加工が施されたモデルで、宇宙のダークネスを表しているのかもしれません。
さてこのモデルなんですが、ロマンジェロームなので、変な形が普通だと思っていたんですが、ケース周りにはある4つの大きな円形のものは可動式のケースラグで、月面着陸したマシンの4つの脚をイメージしているという。
たしかにこれは土台の脚によく似ている。
さて、そんなケースなんですが、実はアポロ11号の素材をステンレス製ケースに含有しているという。
この辺がロマンジェロームらしい。
アポロ11号ですからね、そりゃあ他にはない時計になるでしょう。
含有というところが少し物足りない感じですが、ごっそりは使えないでしょうからね。
裏蓋に埋め込まれているメダルはシルバーと月の粉塵を含有したものだという。
つまり月のマテリアルが時計に使用されているんですね。
ロレックスのメテオライトデイトナと似たような感じ。
地球外の素材を時計に使用しているところにロマンを感じる人がいるんだと思いますが、これもそのタイプの腕時計。
シルバーでまとめられたインデックスや針も結構神秘的に見えるから不思議。
ロマンジェロームで神秘性を感じたのは初めてかもしれないw
というわけで、ロマンジェロームらしい、非公式ですがムーンウォッチと呼べるモデルでした。