ゴールドの初代手巻きデイトナ 18K Ref.6239と14K Ref.6241(ベークライトベゼル)ではどちらの方が価値がある?

ロレックスの腕時計の中で一番人気があるのは最上位モデルであるデイデイトではありません。

一番一般的なデイトジャストという見方もできますが、やはり一番の憧れ、人気モデルはデイトナと言えるでしょう。

その中でも特に人気があるのが、今では手に入れることがほとんど不可能な手巻きデイトナ。

1963年から1988年まで製造された手巻きムーブメントを載せたデイトナが初代から3代にわたって製造されたのですが、これらにはいろいろな仕様の違いなどがあって、状態などにもよって個体の価値が上下します。

とは言ってもこれらの手巻きモデルならその価値は数百万円以上はします。

上記の記事でも紹介していますが、1世代に2種類ずつのモデルが用意されていて、どちらのモデルが良いか好みが分かれます。

黒いベークライトベゼルかケース素材がそのままのベゼルかなんですが、みなさんはどちらのタイプがお好みですか?

このベークライトベゼルというのはプラスチックベゼルのことなんですが、アルミニウムがベゼルに使用される前にはこういう感じでプラスチックやアクリルなどが使用されていたんですね。

さて、そういうわけで、今日のテーマは初代の手巻きデイトナ、Ref.6239とRef.6241の2モデル。

これらのイエローゴールドモデルについてなんですが、どちらの方が価値があるのでしょうか?

デイトナ ポールニューマン 18Kイエローゴールド Ref.6239

デイトナ Ref.6239 18Kイエローゴールド

この1本なんですが、手巻きデイトナにもゴールド素材のモデルがあったんですね。

こうしてみると、なんだかオメガのスピードマスターと融合したような感じのデイトナなんですが、これがまた家が数軒立てられるくらい高額w

文字盤にもポールニューマンダイヤルが使用されていて、見るからに貴重な1本です。

1963年に開始した手巻きデイトナの初代モデルの製造ですが、プラスチックベゼルのモデルはそれよりも2年遅れてのことなので、こちらの方が先に登場したということですかね。

デイトナ ポールニューマン 14Kイエローゴールド ベークライトベゼル Ref.6241

デイトナ ポールニューマン 14Kイエローゴールド ベークライトベゼル Ref.6241

そしてプラスチックベゼルが使用されたもう一つの初代手巻きデイトナがこれ。

1965年に登場したモデルのイエローゴールドバージョンなんですが、実はこれ、今では考えられないんですが、14Kの素材だそうです。

14Kとは、金の含有量を示す値が24分割のうちの14と言う意味。

つまり、素材全体の金の含有量が14/24だけあるということ。

パーセントに直せば、58.5パーセントしかないということなんですが、通常僕らが目にする18K/K18の意味は18/24ということで、75パーセントが金ですよということ。

24Kのものが高いのは純金を使用しているからなんですね。

金無垢という言葉は本来は24Kである純金にのみ使用されるべきなんですが、18Kの貴金属などにも間違って使用されることがあります。

さて、そんなわけで、Ref.6241なんですが、14Kが使用されているので、ケースが若干淡い色をしています。

ゴールドを使用した素材の色は、残りを占める部分でどの素材を使用しているかによります。

銅が多ければ赤が強いゴールドになるし、プラチナなどをたくさん使用すると反対に薄い色になります。

このRef.6241の14Kの残りには銀がほとんどを占めているそうです。

なのでこんな感じで淡い色になっているそうな。

素材の硬度的にはどうなんでしょう?

18K自体あまり硬い素材ではないですが、14Kにして金を減らしシルバーを増やす。

あまりメリットはない気がしますが、当時には当時の理由がなにかあったのかもしれません。

今では14Kの素材を使用している腕時計が少ないことからも14K製のほうが価値があるという人もいくらかいるようですが、当時は14Kの価値はやはり18Kのものよりも低く、今でも素材的にもやはり18Kの方が価値が高いんですからRef.6239の方がやはり高額になりやすいんじゃないかなと思います。

海外のサイトにはこれらの2モデルを比較したときに、Ref.6241の方が数が多く存在しているということも記述されていました。

特に、Ref.6239のMK1ダイヤルのモデルについては世界に10本もないそうです。

ですから、全体的に見てもおそらく18Kを使用したRef.6239の方が価値があるといえそうです。

まとめ

ということで、まとめると、どちらかを比べれば確かに違いはありますが、どちらも1960年代に作られ同じく60年代に生産を終了した初代の手巻きモデルのパールニューマンダイヤルを使用したデイトナなので、価値は数千万クラスでしょう。

これからもこれらの価値はどんどん上昇していくでしょうから、どっちがどうかは関係ないんですけどね。

1本でも所有してたら、すぐに売っちゃって別の時計を買うんですけどね、僕ならw