
コンビモデルの腕時計はいいか悪いかで言うと、いいに決まってるw
いきなりですが、コンビの腕時計を見るたびに思うのがステンレスとゴールドの2種類を使って時計ってバランスがいいよなぁと。
ゴールドが多すぎるとステンレスが邪魔になるし、ゴールドが少なすぎてもケチってる感じだし、ちょうどいい具合に配合しないと映えないぶん、うまくすればすごくいい印象を与えることが出来ます。
僕はロレックスのコンビモデルがすごく好きで、デイトナのコンビなんかは価格帯も含め非常にバランスがいい腕時計だと思っています。
コンビモデルは実はロレックスの専売特許ではなく、オーデマピゲのロイヤルオークやオメガのスピードマスター、ウブロのビッグバン、ブルガリのオクトなどなど、いろいろなメーカーが素晴らしくかっこいいコンビモデルを出しています。
これまで僕は自分のブログでもここに挙げたブルガリのオクト以外のコンビについてはすこし話題にしてきたんですが、オクトのコンビはまだ僕にとっては目新しいので今日はそれについて書いてみたいと思います。
ブルガリ オクト ローマ Ref.102703
このモデル。
なかなか見かけることのないタイプの腕時計です。
まず8角形という点が珍しいですが、これはご存知ジェラルドジェンタさんのデザインを継承するもの。
8角形の腕時計を多方面でデザインしています。
パテックフィリップのノーチラス、オーデマピゲのロイヤルオークも彼の作品。
オクトも8を意味する言葉ですが、円と8角形が交錯するとてもいいデザインに仕上がっています。
このモデルも18Kピンクゴールドを使用したコンビモデルですが、上記で上げたコンビモデルに比べるとゴールドの印象が少し少ない感じ。
コンビモデルは通常ベゼルをゴールドにする傾向がありますから、ベゼルにステンレスを使用し背後にゴールドを使用しているタイプのコンビでは少しコンビとしては控えめ。
そこが良いという人もいるかもしれません。
コンビモデルのコンセプトは豪華さとシンプルさの融合で、程よくゴージャス感を出し、いやらしさをステンレスで打ち消すというのがその目的の大きな部分ですから、そこの受け取り方は個人差があります。
僕としてはもう少しゴールドが協調されてもよいかなとは思いますが、これくらいの方がオッケーという人もいると思います。
オクトはさらにより年配に向けたデザインをした時計ですから、落ち着きがある方向を選んだのかもしれません。
インデックスや針がゴールドであることを考えるとこのくらいが妥当だとデザイナーが判断したのかもしれません。
シニアディレクターでダンディなファブリツィオ・ボナマッサさんの判断かもしれません。
それにして笑顔の素敵な男性です。
ブルガリの腕時計にもその気品ある姿がにじみ出ています。
実際、オクトの高貴な感じはブルガリならではで、芸術性を感じるのはやはりイタリアで生まれたブランドだからでしょう。
時計でそれが表現されているところがやっぱりすごい。
すこし控えめなコンビですが、ゴージャス感は失われていません
というわけで、ブルガリのコンビモデルのオクトでしたが、価格も100万円を優に切っているし、30代からの男性におすすめですね。