
エルビスプレスリーが持っていたものや着用していたものはたちまち大人気になりました。
それはまるで今で言うとキムタクが着用したものがバカ売れするのと同じことだと思うのですが、エルビスが乗っていたキャデラックなどもそんなアイテムの一つです。
このブログでもエルビスプレスリーが着用していたことで有名になった、ハミルトンのベンチュラなどを紹介していますが、割と奇抜なものが好きだったなと言う印象です。
だって、三角形の腕時計なんてほとんどつける人がいませんからやはり変わり者だったのかなという印象を受けます。
今日はそんなエルビスプレスリーが着用していたロレックスについてお話ししようと思ういます。
ロレックス チェリーニ キングミダス Ref.4173
このモデルなんですが、この1本は特筆すべきことがとても多い腕時計なのです。
8角形の腕時計はもはや見慣れてしまいました。
ジェラルドジェンタさんがデザインする天才的な8角形のデザインはIWCのインヂュニア、パテックフィリップのノーチラス、オーデマピゲのロイヤルオーク、ブルガリのオクト、オメガのコンステレーションなどで見られますから、割と僕たちの中に自然と浸透しているんですよね。
ですから、8角形の腕時計は今回紹介している6角形の腕時計ほど珍しさはありません。
チェリーニのキングミダス Ref.4173のような綺麗な6角形をした腕時計はほとんど見たことがないという人がほとんどを占めるのではないでしょうか?
そんなわけなんですが、実はこのモデル、デザインしたのはジェラルドジェンタさんなのです。
これで分かりました。
彼は多角形が好きなのだとw
ラグが無く、多角形の辺が延長される形でブレスレットにつなが一体感のあるデザインがジェラルドジェンタさんのデザインした腕時計で見られることが多いですが、6角形でもそれが実現しています。
かなりジェラルドジェンタさんらしいデザインですよね。
チェリーニにはこういう感じで変わった腕時計がよく見られるんですね。
さて、このチェリーニのキングミダスという名前はギリシャ神話に出てくるミダス王から付いたそうです。
ミダス王は触ったものをすべて金に変えてしまったそうで、キングミダスにゴールドが多いのはそのため。
チェリーニは高価な素材を使用した腕時計が多いですが、キングミダスもその一つ。
この腕時計は上記でお話ししているように、エルビスプレスリーが着用していることで知られています。
まとめ
というわけで、ジェラルドジェンタさんと同様に、多角形の腕時計が好きだと推測されるエルビスプレスリーさんの腕時計でしたが、今回のモデルは僕も大好き。
三角形は時計の形状としてはちょっと好きになれないですが、6角形ならユニークすぎないのでちょっと変わったロレックスが欲しい人にはチェリーニはシリーズ全体でおすすめですね。
丸形、四角形、六角形、と統一性がなかったシリーズですから、面白い腕時計が結構見つかるですよね。
しかもヴィンテージの一品ものだったりしますから、他人とかぶることもないですからね。
今回のキングミダスもそう。
触ったものが全て金になれば、116610LBが116618LBになったりしますから、良いビジネスになるでしょうねw
というわけで、エルビスプレスリーが着用していた六角形のチェリーニ、キングミダスでした。