ロレックス・回転ベゼルを備えたデイトジャスト ターノグラフ Ref.116261・サンダーバードから大きく進化した後継種

デイトジャストはスポーツウォッチ?

それともドレスウォッチ?

これはいろいろ深く考えてみると面白いテーマなんですね。

決まった答えはないと思いますが、僕なりの意見をいろいろ述べてみたいと思います。

というわけで、デイトジャストの位置づけなんですが、僕としてはスポーツの要素があるドレスウォッチと言う感じが一番しっくりきます。

デイトジャストには非常にたくさんの種類があるのですが、大まかに見てもデイトジャストはほぼ全て、ドレスウォッチの要素を備えているといえるんじゃないかなと。

主にバーインデックスが一般的なデイトジャストにはローマンインデックスのものもあるし、ダイヤモンドが埋め込まれたものも少なくありません。

針には、夜光塗料が塗られていますが、基本的には細いバーハンズで、インデックスや針はだいたいシャープな印象を与えるデザインをしていますから、ロレックスのサブマリーナやエクスプローラなどのスポーツウォッチと比べると、大分おとなしいデザインをしています。

ジュビリーブレスなども標準で用意されているモデルもあるし、ベゼルにはスポーツには適さないギザギザのフルーテッドベゼルなどが、多くのデイトジャストに装備されています。

そういったことからも、デイトジャストはかなりドレス寄りの腕時計だということが出来ます。

デイトジャスト ターノグラフ Ref.116261

デイトジャスト ターノグラフ Ref.116261

このモデル、ターノグラフと呼ばれるモデルなんですが、デイトジャストに回転ベゼルが付いた1本。

もちろん、ベースはデイトジャストなんですが、あまり一般的ではないのでこういったモデルを見たことがある人はあまり多くないのかもしれません。

ラインナップにはないモデルで、あまり人気が出なかったのでシリーズ化しなかったやつなんですが、結構マニアックで確かにあまり流行しそうにないデザインではあります。

ドレス寄りのデイトジャストに回転ベゼルを、しかもフルーテッドベゼルにスケールを記して登場させたモデルですから、どっちつかずな印象があったのかもしれません。

最初にこのターノグラフが登場したのは1953年と、割と前なんですが、初代のRef.6202はどちらかというとかなりスポーティで、サブマリーナのノンデイトに近い印象です。

初代ターノグラフ Ref.6202
初代ターノグラフ Ref.6202

この初代ターノグラフはロレックスで初めて回転ベゼルを載せたモデルで、このモデルが今のスポーツロレックスの礎となっているといわれるほど重要なモデルなんですね。

サブマリーナの初代モデルが登場したのも1953年でしたから、本当にターノグラフがサブマリーナの直属の先祖なのかもしれません。

まとめ

つまり、話をまとめると、1953年に回転ベゼルを載せたターノグラフと言うモデルが登場しました。

これが今のスポーツロレックスの原点となっているわけですが、この回転ベゼルをドレス系のデイトジャストにも採用しているのが今回お話ししているデイトジャスト ターノグラフ Ref.116261なのです。

Ref.116261が登場する前に、Ref.16263やRef.16264が同じくデイトジャストをベースに登場しているんですが、やはり人気はいまいちのようです。

決してダサいというわけではないんですが、どことなくどっちつかずなところがあるんじゃないかなと思います。

ドレスなのかスポーツなのか。

今でこそ、ロレックスはデイトジャストはかなり洗練されているし、スポーツ系も実用性を備えた人気の腕時計になっていたりします。

デイトジャストのターノグラフも、もう少し洗練されたデザインでよみがえれば人気は出てくると思うんですよね。

言ってみればカジュアルなラグジュアリースポーツになり得るわけですから。