
60年代、70年代に作られたロレックスの腕時計は今では目玉が飛び出るくらい高い値が付けられていることが多いですが、デイトナなんかは良い例ですよね。
5回くらいに渡って手巻きデイトナについていろいろ書いてみたんですが、 今日はそのまとめみたいなのを簡単に。 第 …
ポールニューマンをご存知の人はおそらくロレックスとセットで知っている人が多いと思います。 アメリカの俳優で、3 …
手巻きデイトナはロレックスの中でも、いや、世界的に見ても一番人気がある腕時計で、ポールニューマン本人所有の腕時計が20億円ついたのももちろんポールニューマンの名前があったからというのもあるんですが、それが彼の名を冠したダイヤルを備えた手巻きデイトナだったからだということもあるわけです。
それくらいこの時代に作られたデイトナはものすごい人気と価値を備えているんですが、今日は60年代、70年代に人気があり、今またその人気が再燃しているGMTマスターについてもお話ししようと思います。
デイトナ Ref.6262
手巻きデイトナの2代目モデルです。
ベークライトベゼルではなく、ステンレスがそのまま出ているタイプの手巻きデイトナで、1960年頃から1970年頃まで作られたモデルです。
最近、というか手巻きデイトナがヒートアップしています。 本当最近に限ったことじゃなく、手巻きデイトナの市場は真 …
ここでも紹介していますが、手巻きデイトナは芸能人にも愛用者が非常に多いです。
ねじ込みプッシャーやリューズ採用されているデイトナですが、デイトナでは非ねじ込みがこのモデルで最後になります。
文字盤にもノーマルのものやポールニューマンダイヤルが混在し、ブレスレットもオイスターブレスやジュビリーブレスなど、いろいろなものが存在します。
2018年はロレックスから衝撃的な腕時計が登場しました。 その名も、GMTマスター2 Ref.126710BL …
こちらでも紹介していますが、デイトナにはジュビリーが良く似合います。
GMTマスターI Ref.1675
そして1960年代から1980年頃に作られたGMTマスターのセカンドモデルがこれ。
初代にはなかったリューズガードがシリーズ初めて搭載されたモデルなんですが、24時間針などのデザインが変更されたりして、視認性や実用性が向上したモデル。
わりと長い間生産されていたモデルですから、ミラーダイヤルやミニ針などのレアな仕様の有無などが確認できる世代だといえます。
さてさて、最近はGMTマスターについていろいろお話ししていますが、2018年に新型 Ref.126170BLR …
GMTマスターが生まれたのが1955年のこと。 もうすでに60年が経っているんですね。 早いものです。 それよ …
現代の自動車メーカーは、例えば一つのセダンのサイクルを7年くらいマイナーチェンジなどを含みながらですが販売し、 …
これまで何度かにわたって20年間生産されていたGMTマスターIの2代目 Ref.1675の特徴や希少なレアモデ …
僕は最近、GMTマスターI Ref.1675のマットダイヤルについてあれこれお話ししましたが、今回はその続きで …
ここ最近ずっとGMTマスターの希少なモデルについてお話ししていますが、なにせ1955年から20年間も作られてい …
それらの違いはこちらの記事でまとめているというほどではないんですが、いろいろ違いなどについて説明しているのでGMTマスター Ref.1675に興味がある方は一読どうぞ。
と言う感じです。
60年代、70年代に作られた人気のスポーツモデルと言えばやはりデイトナですが、新型のジュビリーブレス搭載のGMTマスター2が登場してから、同シリーズに注目が集まっている気がします。
特に1675には赤と青のベゼルを使用していますから、やはり人気は健在です。
アメリカ国旗をイメージしたオリジナルのペプシベゼルは価格も年々上昇しています。
デイトナばかりが人気ではないんですね。
まとめ
というわけで、60年代、70年代を代表する腕時計の中でも特に人気の高いモデルはやはりロレックスだと思います。
当時はまだ今のように完全にラインナップが固定していませんでしたから、過去を振り返ってみて、今あるシリーズの古いヴィンテージ品があればやはり人気はすごく高まります。
ロレックスにはシリーズ化されていない無名のモデルもたくさんありますが、名前や存在が知られていないのでやはりコレクターも少ないんですね。
クオーツショックが起こる前の機械式時計が盛んだった頃の腕時計も基本的には今とあまり変化していません。
当時の状況を知る貴重な材料にもなるし、綺麗な個体が残っていませんから、コレクターとしては喉から手が出るほど欲しくなるんですよね。
かなり高額になりますがw
というわけで、60年代、70年代の超貴重なロレックス2モデルでした。