
2019年はどんな年でしょう?
2019年が腕時計に関係するなにか記念になる年だと考えれば、そう、その通り!
2019年はアポロ11号が有人月面着陸に世界で初めて成功した年からちょうど50周年を迎える年で、アポロ11号に載っていたニールアームストロング船長と、バズオルドリン飛行士が世界で最初の月面着陸した人間になったのが1969年でした。
厳密に言うと、アームストロング船長が世界で初めての人類になったんですが、バズオルドリン氏もまたすごい偉業を残しています。
それは世界で初めてムーンウォッチを着用した人物だということ。
アームストロング船長のスピードマスターは壊れたらいけないので、飛行船に残してあったそうなんです。
ですから、バズオルドリンさんが着用していた腕時計が月に降り立った世界で最初の腕時計になったそうです。
ですから、もしアポロ11号の二人が月面で作業をしている写真を見たら、どっちがどっちかすぐにわかると思います。
腕時計をしていないほうが船長のアームストロングさん、腕時計をしているほうがオルドリンさんなんですね。
さて、そんなわけで、アポロ11号についてなんですが、1969年の偉業以来、オメガはアポロ11号コラボのスピマスをたくさん発表しています。
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こちらの記事でも紹介しているんですが、アポロ11号はオメガにとってもNASAにとってもとても大きな出来事となりましたから、アポロ11号とのコラボ作品は他とは意味が違いますよね。
アポロ計画は11号の前にも当然数々の偉業をやってきたし、11号以降も危険なことや素晴らしい発見がありましたが、11号の世界初の有人月面着陸は人類にとってとても意味あるものだったということなんでしょうね。
というわけで、今日はアポロ11号の偉業から2019年で半世紀ということで、これまでに触れたことがなかったスピードマスターについてお話ししたいと思います。
スピードマスター プロフェッショナル ムーンウォッチ アポロ XI 1969 Ref.BA 145.022 XI
このモデルなんですが、145.022はご存知、5世代目のスピードマスターです。
1969年に月に持っていかれたモデルはこの5世代目のモデルなんですが、今回のモデルはそれを記念して7年後の1976年に1年間だけ、1014本限定で販売された希少なヴィンテージモデルなんですね。
145.022
このモデルがアポロ11号でムーンウォッチになったモデルなんですが、ゴールドになってもやはり雰囲気は出ています。
素材はもちろん、ベゼルやインデックスの感じが全然違うんですが、やっぱりかっこいいですね、18Kイエローゴールドが使用されていると。
そう、僕はイエローゴールドの腕時計にめっぽう弱いのです。
ケースサイズも42ミリとなっていて、145.022よりも2ミリほど大きめ。
ですから迫力が違うのです。
ゴールド素材でサイズも大きかったら、ぐぬぬとなりますからね。
え?ならない?
まとめ
というわけで、まとめです。
アポロ11号の偉業は50年経った今でもスピードマスターのバリエーションに多大に影響を及ぼしています。
むしろ50年たつ2019年にはなにか大きな特別モデルが発表されるんじゃないかなと思っています。
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こちらの記事でもお話ししていますが、やはり皆さんもご想像の通り、スピードマスターにはなにやら登場するんじゃないですかね。
例えバーゼルワールドにオメガが出展しないとしても、新作はたっぷり登場しますから、いつ頃発表されるのかそういった時期も気になりますよね。
やはり新作は早めに登場したほうがいいですから、バーゼルを前倒しして登場するんじゃないでしょうかね。
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というわけで、アポロ11号を記念したスピードマスターのゴールドバージョンでした。