
パネライは生産本数を制限しています。
1年間に生産する本数は1モデルで400本くらいだとか、500本以下だとか言われていて、あまり大量に一つのモデルを生産しません。
原油の価格が産出量によって変動するように、世に出回っている本数が少なければ価格は吊り上がるし、需要に対して供給が多くなれば当然価格は下がっていきます。
そうして物事の価値と言うのは決まっていくわけですが、2018年に発表されたばかりなのにすぐに500本完売してしまったモデルが存在するんですね。
今日はそんなパネライの1本をテーマに書いていこうと思います。
パネライ ルミノールマリーナ 8デイズ パネリスティ LAST ONE for PANERISTI 世界限定500本 Ref.PAM00911
この1本。
うーむ、緑色が渋いぜ。
最近ずっと青色が流行っていると思っていましたが、2018年になって途端に緑色の文字盤を纏った腕時計が各社からたくさん投入されているような気がします。
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ウブロの新作で緑色のクラシックフュージョンやビッグバンが投入されてから、グリーンダイヤルの腕時計たちが目に付くようになりました。
もちろん、それよりも以前に緑色のダイヤルを持った腕時計たちはありましたが、流行の先端をいくものではなく、ただカラーバリエーションとして存在していただけだと思うんですが、ここ最近の緑色はブームであるのかなという予感がしています。
2018年も残りわずかとなってきましたが、皆さんにとってこの1年はどんな年だったでしょう? 良いこともあれば悪 …
こちらでも紹介しているブライトリングの新シリーズ、プレミエにも緑色の文字盤を配したモデルがあるんですが、やはりちょっとずつですが、緑文字盤が流行りつつある気がします。
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こちらの過去記事でもパネライが放つ緑色の腕時計について書いているんですが、今回紹介しているモデルも見た感じでは結構似ています。
今回紹介しているルミノール PAM00911は前のCEOであるアンジェロ・ボナティ氏がパネリスティに向けてデザインした最後の腕時計ということで、LAST ONE for PANERISTIという名で発表されました。
生産本数も500本のみで、数に限りがあるというか、もうすでに完売しちゃったんですね、2018年以内ですでに。
生産本数500本を年内で生産しきったのか、2017年から作っていたのか定かではありませんが、500本すべてパネリスティが買い上げちゃいましたw
というのは分かりませんが、とにかくすべて完売したみたいです。
緑色の文字盤がすごくいい感じで、どこかオリーブ色っぽいところもあって、落ち着いた雰囲気のモダンなパネライだったんですが、中古品が出回るのを待つしかなさそうです。
特別モデルではあるんですが、格別何か特別感を出しているデザインというわけではありません。
ですが、渋い抹茶色の文字盤にピンクゴールドの針を合わせているところは、見る人が見ればわかるといった微妙にしかわからないスペシャルエディションで、高級なところがかなりおすすめですね。
ピンクゴールドの針、、、ぐぬぬ、、これは実際じわじわ惚れてしまいそうな仕様。
振った後に後悔するタイプの腕時計ですかねw
まとめ
ということで、もう今は新品はなくなってしまったパネライファン、つまりパネリスティに向けた特別モデル。
緑色の文字盤とピンクゴールドの針の組み合わせがめちゃくちゃかっこいいと僕のなかで話題の1本。
全僕が泣いた、1本でしたが、このモデルが気になった人がいたでしょうか?
残念ながら中古品が出るのを待つしかないですかね。
ちなみにケースサイズは44ミリで、8デイズの手巻きムーブメント Cal.P.5000が搭載されています。
うーむ、やっぱり文字盤の色に惹かれる。