
皆さんの中には昔、ボキャブラ天国を見ていた人がたくさんいると思います。
僕も毎週見ていましたが、今でもわくわくしながら見ていた頃を覚えています。
よく、ネプチューンのコントを笑いながら見ていましたが、今見ても笑えますw
メスラクダw
昔のネプチューンも面白かったんですが、今のしゃべくり007のネプチューンも面白いですけどね。
というわけで、今日はネプチューンという名前の腕時計について。
パテックフィリップ ネプチューン Ref.5080/1A
このモデル。
パテックフィリップの腕時計だったんですね、ネプチューンは。
あまりそういった名前を付けそうにない時計ブランドですが、このモデルは1990年代に誕生したスポーツ系ドレスウォッチ。
1980年代後半に世界がやっとクオーツショックから回復の兆しを見せ、機械式時計が徐々に人気を取り戻していったのがちょうどそのころなんですが、スイスの機械式時計メーカーたちは1990年代には徐々に新たなモデルなどを発表していきました。
ちょうどそのころに生まれたモデルで有名なのがブレゲのアエロバル、ヴァシュロンコンスタンタンのオーヴァーシーズで、どちらのモデルも両者を代表する時計シリーズになっています。
特にオーヴァーシーズはヴァシュロンのフラッグシップ的モデルにもなっていて、イチロー選手が愛用していることでも知られています。
そんな時にパテックフィリップもこのネプチューンと呼ばれるスポーツウォッチとドレスウォッチの中間的なモデルを発表しました。
残念ながらこのモデルは人気が出ませんでしたが、それゆえに貴重な存在となっています。
時計自身を見てみてもとても貴重なデザインをしています。
ブレスレットとベゼルの模様が同じ模様で描かれ、当時から鍛造で作っていたケースやブレスはやはり作るのに高い技術を要するらしいです。
独自に設計された特殊な7連ブレスがレトロ感を生み出し、ツウをうならせそうなその雰囲気はコレクション性の高い1本と言えます。
ですが、あまりの人気の薄さからか、販売価格はパテックフィリップの機械式時計であるにもかかわらず、100万円台だそうだ。
もちろん中古品なんですが、パテックフィリップの機械式時計でこの価格は破格としか言いようがありません。
ケースサイズも36ミリと、小ぶり。
この辺からも時代背景を感じることが出来ます。
観音開きになったバックルにはノーチラスと彫られている。
パーツを共有したんですかね、そのまま。
その辺がまたツウ好みなディテールです。
何かアンティーク系でコレクション性の高いモデルをお探しならパテックのネプチューンはいいと思いますよ。
パテックフィリップの自動巻きが100万円台ならかなりお買い得のような気がします。