
パワーリザーブインジケーターが好きな人はいますか?
腕時計にはひとそれぞれ好みがあって、時計のケースはトノーが良いとか、素材はステンレスがいいとか、パワーリザーブは長くないといけないとか、クロノグラフ機構が好きとか、ひとそれぞれ腕時計に対するこだわりがあります。
例えば僕のこだわりは、腕時計は一番好きなのは丸いケースで、ケース素材は18Kゴールドが一番好きです。
クロノグラフ機能やデイトはなしで針やインデックスに夜光塗料が塗ってないシンプルだけどブランドの味が出ている腕時計が好きです。
そういった腕時計は限られそうですが、ポイントさえ押さえれば結構たくさんあるんですね。
例えばロレックスのチェリーニがそうだし、ランゲ&ゾーネのサクソニアやブレゲのクラシックなどがそう。
もう一つ例を挙げると、僕の知人男性は丸形でステンレス素材が好きです。
クロノグラフであろうとなかろうと、文字盤にインダイヤルがあれば良いと言っています。
インダイヤルの色と文字盤の色のコントラストが強ければ言うことなしだそうです。
例えば黒い文字盤に白いインダイヤル、つまり逆パンダ系の腕時計が好きみたい。
そういう感じで人にはそれぞれ腕時計に求める要素があります。
それはデザイン的なものかもしれないし、機能的なものかもしれません。
というわけで、今日はパワーリザーブインジケーターを載せたパネライのルミノールについて少々。
パネライ ルミノール 1950 3デイズ パワーリザーブ Ref.PAM00423
パワーリザーブインジケーターはデザイン面で機能面でもファンがついているはずです。
まず見た感じが扇形でかっこいいし、手巻きならかなり重宝すると思います。
レトログラード機構も扇形のゲージが付いていますが、僕はあれが大好きですから、パワーリザーブインジケータファンの気持ちがよくわかります。
というわけで、ルミノール 1950のパワーリザーブ搭載モデルなんですが、これがなかなかかっこいい。
まず47ミリと言うケースサイズで、しっかり迫力がドーンとあるタイプの1本。
パネライに慣れてない人は驚かれるんじゃないでしょうか。
ですがパネライはこれが良いんですよね。
そして次が今回ずっと話している、パワーリザーブインジケーター。
このインジケーターを見て思い出すのは過去のPAM00090なんじゃないかなと。
2001年から2016年まで生産されていた長寿命モデルなんですが、生産され始めたのは2001年ですから、まだパワーリザーブも短く、インジケーターの数字も40までしか記載されていませんでした。
このモデルに搭載されていたムーブメントはCal.OP IXと呼ばれるETA7750のクロノグラフモジュールを取り除いてルミノールパワーリザーブ用に改変したものでした。
ですから、今回紹介しているPAM00423はヴィンテージルックでも新しいタイプの腕時計だということが分かります。
まとめ
パワーリザーブインジケーター搭載のルミノールの現代版PAM00423ですが、2012年に作られた少しだけ前のモデル。
まだまだ新しい方なんですけどね。
ケースサイズも47ミリで、かなりニッチなところを攻めているという印象です。
インジケーターを見て過去の作品を思い出した人も多いんじゃないでしょうかね。
パネライはリザーブ時間がどんどん長くなってきていますから、実用性もグンと向上しています。
そうなるとPAM00090のように、昔のモデル(パワーリザーブインジケーターの数字が40になっているやつ)とかが貴重な存在になっていくんでしょうかね。
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