
ロレックスの高騰はいつまで続くんでしょうか?
この質問にはお答えできません。
なぜなら、ロレックスの価格の推移を予測することは、株価を予想するのに似ているからです。
株を買ったことがある人は最近では割と多いと思うので、みなさんの中にもプロ並みのトレーダーがいることと思います。
ですが、そんな凄腕のトレーダーでさえ、株価の予想は難しく、良い流れにあったものが急に雲行きがサスピシャスになることがあるのですw
ですから、ロレックスの高騰を予想することは困難極まりないんですが、過去の流れから行くと、このままずっと上昇し続けるのかなと言う印象はみなさん持っていると思います。
僕自身ロレックスの人気がすごいので、このままロレックスがフィーバーするんじゃないかと思っています。
ただ、これからどのくらい上昇し続けるのかは本当にわかりません。
1年で人気の上昇に歯止めがかかるかもしれないし、このまま過去の20年、30年のように緩やかに価格が上昇するかもしれません。
こればっかりは誰にもわからないのです。
例えば70年代に起こったクオーツショック。
セイコーが開発したクオーツウォッチが普及し、機械式時計を使用する人がかなり減りました。
クオーツ振動子により超正確な時計は売れに売れ、機械式時計などのぜいたく品を購入する流れが弱まり、多くのスイスメーカーがバタバタと倒れたり、グループ化してかろうじて生き残ったりしたんですが、いまだにその名残があるんですね。
スウォッチグループやリシュモングループなどの大きな時計グループのなかで存続しているメーカーも多く、独立系の時計メーカーはロレックスやパテックフィリップ、オーデマピゲやリシャールミル etc. くらいしかありません。
100以上の時計メーカーがあるのに自社のみで経営し続けるパワーを持っているところは意外にも少ないのです。
その中で、どこかの傘下になることなく、独立時計メーカーとして絶大の人気を誇るのがロレックス。
この時点でロレックスがなぜ高騰しているのかおわかりになると思います。
多くの時計メーカーが窮地に陥った中、やはりロレックスはその人気から倒れるということはありませんでした。
世界恐慌やクオーツショック、リーマンショックなどがあってもロレックスは不死身なんですね。
あとロレックスが投資目的として買われているところにも注目しなければいけません。
ロレックスの腕時計はその他のメーカーとは違い、自分が着用する以外に買われることがとても多い。
価格が上昇しているのをみんな知っているので、数年後に売却したら儲けが出るからなんですが、そういった投資目的に買われることもまた買いを生むんですね。
まとめ
というわけでまとめです。
結局はロレックスの高騰がいつまで続くかということは誰にもわかりません。
投資目的でも買われるロレックスですから、株価を予想することとさらに似てきます。
ソフトバンクの株価が公開前の価格を割ったりしたように、投資は難しいんですね。
ただ、良い企業の株価は自然と上がっていくわけですから、その点で言うとロレックスは優良株なんじゃないかなと思います。
もうしばらくは上昇し続けるとは思いますが、世界経済や為替の影響もありますから、やはり未知数ですね。
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