
さて、来年は何年でしょう?
2019年はイノシシ年なんですが、年男、年女の人もこの中にいらっしゃるんじゃないでしょうか。
さて、中国の昔話にある干支の始まりなんですが、神様のところに最初に来た12種類の動物の順に毎年、大将になれるという感じでレースみたいなのがあって、最初にたどり着いたのが牛の背中に乗っていったねずみで、牛が入る前にゴールインしたというのがそのストーリーでは有名な話。
要は班長が毎月変わるみたいなやつですねw
で最後にゴールしたのがイノシシなんですが、これ、中国ではブタだと言われているそうです。
豚じゃなくてイノシシに変わってよかったなというのが正直な感想ですw
さて、そんなわけで、このストーリーでちょっと気の毒なのが牛。
最後の最後で美味しいところを取られちゃったわけですから。。
そんなわけで今日のテーマは牛!
モーふざけないで!
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モー。 と鳴く牛。 牛は動物としては決してかっこいい部類の動物ではありません。 しかしそれは見せ方でドラゴンよ …
こちらをご覧くだされば納得いくと思うんですが、ヴァシュロンの腕時計に、牛の角を連想させるラグが4本セットされたモデルが過去に存在していました。
それを復刻させたモデルが上記でお話ししているやつなんですが、ちょっと個性的すぎて好き嫌いが分かれるかもしれません。
しかし丑年に生まれた男性ならこういう牛系の雲上モデルもなかなか気になるんじゃないでしょうか。
雲の上の牛。
なにか伝説めいた感じでかっちょいいと感じるのは僕のこじつけなんでしょうかw
大空のおうし座のような、なにか神々しい感じ。
ヴァシュロンだから余計そう感じるんですかな。
ヴァシュロンコンスタンタン ヒストリーク ヒストリカルクロノグラフ Ref.47101
image by www.cambiaste.com
ヴァシュロンのちょっと前の作品で、アンティークぶりが感じられる1本ですが、よく見ると4本のラグがこれまた牛の角のような形状をしているではありませんか。
通常ケースラグというものはケース側から外に向かって細くなっていくというものがほとんどですが、このモデルは逆。
カウホーンのモデルを上記で書いているんですが、よく見れば付き方が逆になっているんですね。
どちらも牛の角っぽいのに。
さて、今回のヒストリーククロノグラフはあからさまに牛の角をイメージしたラグではないんでしょうが、少々歴史を感じさせる雰囲気を醸し出している理由にこの4本のラグも挙げられます。
さて、ラグのことはおいといて、今回のモデルは毎時18000振動というロービートな手巻きムーブメントを搭載した1本で、すごくアンティーク感を感じさせる仕様になっています。
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裏側から見えるムーブメントも綺麗に面取りされたパーツが組まれていて、非常に美しい。
こっちの方が文字盤より好きという人も中にはいるんじゃないでしょうかw
パテックフィリップやランゲ&ゾーネの手巻きクロノグラフなんかがすごくきれいですから、時計を裏返して着用したくなったりするのですw
というわけで、今回のアンティークチックなヒストリーククロノグラフですが、過去には中古で100万円を切っていたこともあるそうです。
今じゃその5倍くらいしてもおかしくないんですけどねw
まだ時計がそこまでフィーバーしていなかったころはサブマリーナが50万円以下、デイトナやロイヤルオークが100万円以下という水準でしたからね。
物価の影響もあると思いますが、今は腕時計全般が高額。
というわけで、ヴァシュロンコンスタンタンのカウホーンみたいなラグがデザインされたクロノグラフでした。
ヴァシュロンには不思議な腕時計がいっぱいありますから、いろいろ調べてみると思い白いことでしょう。
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