
トゥールビヨンと聞けばどこの時計メーカーを思い浮かべますか?
姿勢差を補正する機構であるトゥールビヨンが入っているメーカーは基本的に高級ブランドであることが多く、その機構の特性から、自然と高額になるからです。
機構が高額だと時計も高額、よってそれくらい払っても良いと言えるブランド価値の高いメーカーじゃないとわざわざ搭載したりしないんですね。
トゥールビヨンときいてイメージが湧くのはブレゲ、ヴァシュロンコンスタンタン、パテックフィリップ、フランクミュラー、オーデマピゲ、ランゲ&ゾーネなどなど複雑機構の名手である古の時計メーカーたちです。
まあフランクミュラーは1992年にできたかなり新しいブランドですが、四半世紀でここまで大きく成長したのはフランクミュラー氏が天才だったからに他なりません。
時計の歴史を2世紀縮めたと言われるブレゲの再来とも称される天才時計師なんですが、一般向けに販売されるデザイン性のあるモデルたちと、自身が生み出す複雑機構モデルでは少々イメージが違っているので、トゥールビヨンでフランクミュラーが思い浮かぶということはあまりないのかもしれません。
トゥールビヨンという機構が腕時計に搭載されると、人間に搭載された目玉という臓器がフライングトゥールビヨンになる …
天才時計師と知られるフランクミュラー。 ですがその事実があまり広くは知れ渡っていません。 日本では。 フランク …
こういうのを見るとフランクミュラーはやっぱりすごいなと感じます。
毎年新しい複雑機構を生み出しているそうですからねw
さて、そんなわけで、今日はフランクミュラーのトゥールビヨンを載せたヴァンガードに似たウブロを紹介したいと思います。
ウブロ クラシックフュージョン トゥールビヨンチタニウムダイヤモンド Ref.505.NX.0170.NX.3904
この1本。
もちろんフランクミュラーのヴァンガードと比べてもケースの形状はもちろん似ていません。
しかしヴァンガードのトノーケースとクラシックフュージョンの丸型ケースであることを除けばかなり雰囲気が似ているんじゃないでしょうか。
ヴァンガードの特別コンプリケーションモデルではトゥールビヨンや中のムーブメントを見せるためにシースルーになっているスケルトンモデルなどが存在しますが、それとよく似た構造をしています。
もちろんムーブメント自体のレイアウトなどは異なるでしょうが、ケースが変わったらフランクミュラーのヴァンガードスケルトンとより一層似てくることと思います。
だからってどうということではないんですが、こういったゴージャスで奇抜なのをスピリットオブビッグバンでもやってほしいなと思います。
まとめ
というわけで、見た目だけすごいわけではなく、120時間ものパワーリザーブを持つ自動巻きのスケルトンフュージョン(僕が勝手にそう呼んでるだけw)なんですが、ダイヤモンドがじゃらじゃらついているのでかなり高額ですが、ビッグバンじゃなくてクラシックフュージョンでこういうモデルがあるのはなんだか新鮮です。
ダイヤモンドはなくて良いので、こういったオシャレスケルトンみたいなのがもう少したくさん種類があればなと思いました。
ウブロだったらどんなモデルでも売れますからね。
というわけで、ウブロとトゥールビヨンというちょっと異質な組み合わせのような気がしないでもないモデルでしたが、そろそろ年が明けます。
年越しそばを食べてみなさんも風邪をひかないように、そして今年好きな時計がゲットできなかった人は来年良縁がありますようにw
とけ活しましょうかね、来年もw