
2019年の新作モデルの発表がオンライン上でも次々に行われてきました。
2019年の1月中旬に行われるジュネーブサロン SIHHでの発表を待たずして、インターネットなどの広告やホームページなどで新作モデルを12月ごろから見かけるようになった腕時計なども結構あります。
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例えばこのモデル。
IWCが所属するリシュモングループが中心となって開催するジュネーブサロンでの発表を前に、インターネット上で新作モデルが話題になっています。
2018年には創業150周年を迎え、多くの特別モデルを発表しましたが、2019年の特別ぶりも相も変わらずです。
さて、2019年になにやらアニバーサリーモデルが登場するメーカーが2つは確定しています。
一つはオメガ。
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アポロ11号が有人月面着陸を成し遂げたのが1969年のこと。
あれから50周年という節目にあたるのが2019年ですから、おそらく今年はなにやら特別なスピードマスターが登場するだろうということ。
あれ、確定じゃなかったですねw
ですが、おそらく半世紀記念モデルがスピードマスターで登場するはずです。
そしてもう一つがランゲ&ゾーネ。
ランゲ1が登場したのが1994年のこと。
実は結構最近の話で、創業は1845年と古いものの、第2次世界大戦で、同社は休業していました。
1994年に復活後初めて発表したコレクションがランゲ1でしたから、ランゲ1のアニバーサリーというのはブランド復興をも祝う特別な節目と言うこと。
ですから、2019年にSIHHで発表される特別モデルのランゲ1はやはりどこか厳かな雰囲気を醸し出しています。
ランゲ&ゾーネ ランゲ1 “25th アニバーサリー” Ref.191.066
この1本。
ホワイトゴールドケースがまぶしいシルバーと青を基調としたなんとも静かでゴージャスな1本です。
色合いが絶妙で、非常に美しいんですが、ランゲ&ゾーネはすべてのモデルが美しいことを忘れておりましたw
この1本はランゲ&ゾーネが1994年に発表したランゲ1の25周年を記念して作ったモデルで、新たな手巻きムーブメントCal.Lange 121.1を搭載しています。
ランゲ1の中でも、初めての仕様であるハンターケースバックを採用しており、自慢の手巻きムーブメントが開閉式のふたを開けると覗くことが出来ます。
ランゲ&ゾーネのなかでもこういった仕様は珍しく、このあたりから特別感が感じられます。
『25 JAHRE』とエングレービングされたホワイトゴールド製のケースバックですが、JAHREはドイツ語で、英語に直すとYEARSと言う意味。
通常シースルーバックになっているランゲ1とは違った雰囲気がケースバックから感じ取れる特別モデル。
25周年記念モデルとは言え、あまり派手目な特別感を出していないところが良いですね。
ランゲ&ゾーネの腕時計自体がすでに特別感にあふれているので、持つ喜びは通常モデルでも十分に感じられることでしょう。
2019年に世界限定250本のみ製造されるモデルですから、すぐに完売することが予想されます。
世界で250本と言うことは日本に割り当てられる数も大幅に減ってくるでしょうから、早めの対応が必要かもしれません。
すべてのランゲ&ゾーネが魅力的なんですが、コレクションしている人にとっては喉から手が出るほど欲しくなっちゃうんだと思います。
2019年のジュネーブサロンを前にオンラインで発表されていた1本で、ランゲ&ゾーネの記念モデルを見るのはなかなか珍しい。
僕個人的には通常モデルのサクソニアとかが良いんですが、やっぱりランゲはどのモデルも反則的に美しいです。
世界五大時計ブランドの一角の担うだけのことはあります。
そしてその中で唯一のドイツブランド。
質実剛健、才色兼備、どちらもランゲ&ゾーネのためにある言葉だとひしひしと感じたわけです。
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