
機械式時計は男性の愛用者が女性よりも圧倒的に多いです。
ですから、機械式時計は主に男性目線で作られています。
なので、機械式時計と言えばクロノグラフやダイバーズ、そしてパイロットウォッチのカテゴリが非常に人気で、それらを組み合わせれば非常に多くの選択肢が増えるわけですが、今日紹介するモデルもそのパイロットとクロノグラフを掛け合わせた、男性が放っておけないタイプの腕時計についてです。
パイロットウォッチ クロノグラフ “スピットファイア” IW387902
こういうやつなんですが、こういうモデルは見覚えがある人も多いと思います。
IWCと言えばパイロット、パイロット言えばスピットファイアという構図が出来るくらいこのシリーズが好きな人も多いと思います。
マークシリーズとかも名品だし、少々大きめで、デザインが入り組んだものだったらビッグパイロットとかスピットファイアとかが良いというパイロットツウも結構多い。
中に何鉄製のインナーケースを載せ、ムーブメントを磁力から保護している特徴があるのがIWCのパイロットウォッチの大きな特徴なんですが、この1本もその伝統を守っています。
そう、このモデルは2019年のジュネーブサロンで発表される新作モデルのパイロットウォッチなんですね。
今年はパイロットのIWCが多いなあという気がします。
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こちらでも2019年の新作モデルについてすでに2本ほど紹介しているのですが、IWCがパイロットウォッチに力を入れているのは間違いないようです。
世界限定10本のトゥールビヨンモデルのパイロットウォッチをすでに発表しているところを見れば待ちきれずに発表しちゃったのかなと言う感じ。
こういう感じでジュネーブサロンの新作発表を待たずしてオンラインで新たなモデルを出すというのもいい作戦かもしれません。
そうすることでSIHHでの新作モデルの発表がより楽しみになりますから。
つまりは前菜的な、食前酒的なモデル。
さて、そんなわけで、今回紹介しているモデルは41ミリのパイロットウォッチで、ケース素材にブロンズを使用した珍しい質感の1本。
なんてたって、ブロンズという参加しやすい素材を腕時計に使うなんて正気の沙汰じゃないと思われるかもしれないので、実際はあまり多く使用されたモデルはありませんが、少量だけ存在するんですね、実は。
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IWCのアクアタイマーにもブロンズを使用したモデルが過去には存在しています。
実はこの酸化した素材感を楽しむという需要が結構あったりするのがこの銅を使用した腕時計なんですね。
しかも文字盤には2018年頃からはやり始めている緑色を使用しています。
これがなかなかの組み合わせ。
落ち着いたブロンズケースには落ち着いた深緑が非常によく似あっています。
割と渋めに見えるスタイルなんですが、これが実はかなりモダン。
意外性のある新作モデルのパイロットなんですが、銅という素材に違和感がない人には結構おすすめですよね。
ケースバックはさびにくいように、ステンレス素材になっているところも配慮がなされています。
というわけで、2019年のIWCの新作パイロットでした。
image by monochrome-watches.com