
2019年の新作モデルも各社テーマがいろいろあるようです。
ここずっと安定的に人気のカラーである青がだんだんと浸透し、今では白と黒などのオーソドックスな色として定着してきました。
オーデマピゲのあるロイヤルオークでは白文字盤を廃止して、青を通常ラインナップに加えたモデルがあるくらい。
しかも今年、2019年の新作としてです。
そういう感じでブルーダイヤルの腕時計がどんどん一般化されてきているわけですが、ジャガールクルトの新作もまた青を基調としたモデルが多く発表されていて、去年の12月に綺麗なブルーエナメルを使用した1本についてちょうどお話ししたところでした。
2019年のジュネーブサロンを最後に時計ショーを撤退することを決めたオーデマピゲ。 現代ではインターネットなど …
こちらで紹介しているモデル、Ref.Q13635E1はブルーエナメル3部作のうちの一つで、残りの二つのうちトゥールビヨンを搭載した1本について今日はお話ししたいと思います。
マスターウルトラシン トゥールビヨン エナメル Ref.Q13234E1
ということでこれ。
ジャガールクルトが大得意とするトゥールビヨンのモデルです。
ジャガールクルトは2019年の新作にもジャイロトゥールビヨンや永久カレンダーやミニつリピーターすべてを載せたすごいモデルを発表しているんですが、今回紹介している3部作のモデルはそのモデルを分割してお手頃にした感じのやつですw
時代は本物を求めています。 リーマンショック以降、僕の感覚ではこれまで成り立っていたものが形を変えているように …
ここで紹介しているんですが、本当にすごいモデルで、値段は非公開なんですねw
そこが怖いわけですが、これだけの機構がたっぷりと詰め込まれているのに、大きさもあまり大きくなく、ジャガールクルトの底力を感じます。
さて、そんなわけで、今回紹介している青いエナメルダイヤルの1本なんですが、説明する必要はあまりないので省きます。
深く刻まれたサンレイ仕上げのダイヤルとトゥールビヨンが売りの1本ですかね。
まあ、とにかく美しくてかっこいい1本ですが、世界限定50本しか販売されないそうな。
欲しい人はお早めに、、と言いたいところですが、ジュネーブサロンの商談の場ですでに予約完売している可能性があります。
もしそうならちょっと残念ですが。。
ちなみに12時位置にあるポインターデイトは永久カレンダーではなくただのデイトです。
マスターウルトラシンと言うモデルではあるんですが、ケース厚は12ミリ以上あるので薄いという感じではありませんが、トゥールビヨンが搭載されてこの厚さはなかなかのものでしょう。
まとめ
やっぱりジャガールクルトは良いですね。
品があって、硬派で、極上の腕時計をいつだって提供してくれます。
まじめな時計屋さんですから、目を惹くだけのユニークなピースは作りません。
そこが好きなんですけどね。
ということで、ジャガールクルトの新作トゥールビヨンを味わいたい人におすすめの1本でしたが、問題はその製造数。
50本は少ないよ、ジャガーさん!
と叫びたくなるような1本でした。