
すごいニュースが飛び込んできました。
もちろん、腕時計に関してです。
2018年の夏に入ってきたニュースに、スウォッチグループがバーゼルから撤退するというものがありましたが、あれよりも大きなニュースと受け取る人がほとんどなんじゃないでしょうか。
もうすでに耳にしている人も多いと思いますが、パテックフィリップが会社を売却する可能性があるというのです。
これは大ごとw
ブルームバーグによればドイツにある銀行、ベレンベルク銀行のアナリストのレポートからパテックフィリップが売却される可能性があるらしいのです。
1839年に誕生したパテックフィリップは2019年で創業180周年を迎えます。
200年までまだ少し時間がありますが、それでも2世紀近く世界最高の時計メーカーとして君臨してきたパテックフィリップが売却されるとなると今後が心配になります。
パテックフィリップは1932年からスターン兄弟の経営になっています。
1929年の世界恐慌の煽りから、文字盤製造会社のジャン・スターンとシャルル・スターンによって1932年にパテックフィリップは買収され、社名を『Patek Philippe S.A.』に変更されました。
S.Aはそういう意味だったんですね。
ホイヤーがタググループの傘下になってタグホイヤーとなったのと似ています。
さて、そんなわけで、パテックフィリップの売却額なんですが、だいたい70億ユーロ~90億ユーロほどと言われています。
まあだいたい1兆円ですねw
桁がw
これ桃太郎電鉄でも難しいレベル。。
もしロレックスが売却されたらどのくらいの金額になるんでしょうか?
この1兆円を超えるのかどうかもわかりません。
そんなわけで、こんな巨額の買収話なんですが、いったいどこがパテックフィリップを傘下に収めるんでしょうか?
一番に考えられるのは、やはりリシュモングループかスウォッチグループでしょう。
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リシュモングループと言えばIWCやパネライ、ジャガールクルト、A.ランゲ&ゾーネ、ヴァシュロンコンスタンタンが所属しているドレス系時計ブランドが多いグループ企業です。
スウォッチグループはオメガやブレゲが所属する時計グループで、両者は世界でも一番大きな時計のグループ企業ですから、パテックフィリップの買収ともなれば、リシュモンとスウォッチが名乗りを上げるんじゃないでしょうか。
とは言ってもブライトリングを買収したCVCキャピタルパートナーズという例もありますから、世界の巨大ファンドも興味を示すことでしょう。
まとめ
というわけで、今日はちょっとした大きなニュースについてでしたが、独立系の時計メーカーがどんどん少なくなっています。
ロレックス、パテックフィリップ、オーデマピゲ、リシャールミルなどが独立起業として時計の製造販売を行っていますが、どんどん少なくなっているのが現状です。
さすがにロレックスは大丈夫だと思いますが、いずれすべての時計メーカーがグループ企業の傘下になっちゃうのかもしれないですね。