
H.モーザーと言うブランドはまだまだ知名度が低いです。
なんですが、毎年素晴らしい作品を発表していて、知名度と人気をグングンあげているところです。
近年の新作モデルの美しさからも分かるように、ユーザーが徐々に増えている感じがします。
一度はストップした時計作りも再興し、今では新作モデルが楽しみになっている人も結構いるんじゃないかなと思います。
僕もそのうちの一人です。
高額なのでなかなか買えませんが、興味はやはり多々あります。
近年の新作モデルにある妖艶な文字盤や、少々度肝をぬく驚きのモデルを発表するH.モーザーはやはり興味深いですからね。
このブログでもH.モーザーの作品を紹介することが多くなっていますが、やはり僕がやられたのはその文字盤の妖艶さからでした。
やはりその外に向かっていくにつれて濃くなっていくヒュメダイヤルはなんと言葉にすればいいかわかりません。
つかみどころのないところがこの文字盤の良いところなんですが、ヒュメダイヤルのヒュメもフランス語で煙を意味する言葉なのです。
とても良く意味を表現しているなと感心します。
H.モーザーが2019年の新作コンセプトウォッチとして発表したトゥールビヨンのモデルに非常に目を引く1本があります。
僕はこれまでに視認性の悪い腕時計をいくつか紹介してきましたw ウブロのビッグバン オールブラックや、ベル&ロス …
トゥールビヨンを載せたモデルなんですが時分針がないんですよねw
というわけで、こういったサプライズを見せる面白いブランドのH.モーザーの新作モデルについて今日はお話ししたいと思います。
エンデバー センターセコンド コンセプト ブルーラグーン 18Kホワイトゴールド Ref.1200-0206
エンデバー センターセコンド コンセプト ブルーラグーン 18Kレッドゴールド Ref.1200-0404
こういうモデル。
エンデバーのこういうモデルは前にもあったと思うんですが、ブルーラグーンというコズミックグリーンとは少しちがったダイヤルが特徴的なモデルで、機械式時計には割と珍しいのがセンターセコンドなんですね。
機械式時計ではなぜかスモールセコンドと呼ばれる秒を刻む機構が多く、壁掛け時計によくある時分針と同じ軸にある秒針が少ないんですよね。
ですから、機械式時計でこういったモデルを見るのはなかなか新鮮。
特に無駄なもの、時々は必要なものまでそぎ落とすH.モーザーですから、針が3本もあってもいいのかとちょっと心配になってくるタイプの腕時計なんですねw
というわけで、2019年新作のエンデバーの3針モデルでしたが、文字盤がやっぱり美しい。
ちなみに両モデルとも世界限定50本ずつらしいのでお早めにどうぞ。