
オメガの歴史を少しおさらいしてみましょう。
1848年、時計師のルイ・ブランがスイスのラショードフォンに機械式時計の組み立て工房を開きました。
まだその頃は機械式時計ではなく、懐中時計の組み立て工房だったんですけどね。
そして、びゅーーーん!
時は経ち、1894年にオメガというムーブメントが同社から生まれました。
そのオメガという名前を正式に社名にしたのが1894年のことで、これがちょっとした味噌となります。
そしてびゅーーん!
1957年、スピードマスター、レイルマスター、シーマスター300が誕生します。
1957年はオメガにとってはとても大きな年だ。 オメガのフラッグシップモデルであるスピードマスターが誕生したの …
こちらでも紹介していますが、2017年にはこれら3シリーズの登場70周年を記念したトリロジーモデルが復刻しているので、気になる方は参考に一読どうぞ。
さてさて、そんなわけで、いろいろと記念モデルが大好きなオメガが2019年にどんなモデルを発表するか気にしてらっしゃる方もいると思います。
とくに1969年に世界で初めて有人月面着陸を果たしたアポロ11号の異業から2019年に当たる今年は、なにやらスピードマスターの記念モデルが出るんじゃないかと予想されています。
オメガやブレゲが所属するスウォッチグループがバーゼルから撤退? 2018年の夏、悲しいニュースが飛び込んできま …
こちらでもそのことに触れているんですが、やはりスピードマスターにとってはとても大きな年なので、気になるところです。
さてさて、2019年はほかにも記念となる年なんですが、それは上記でもお話ししたように、オメガがオメガと正式に社名を名乗るようになってから2019年で125周年が経つそうです。
1894年から125年。
そして、その記念モデルとして、1949年に誕生し今年で70周年を迎えるトレゾアの新作モデルが早くも発表されました。
デヴィル トレゾア Ref.435.53.40.21.11.001
ということで、このモデルがそう。
デヴィルのトレゾアは2018年にも綺麗なモデルが登場しているので、記憶に新しいことと思います。
2018年のバーゼルワールドに先駆けて、オメガが早くも2種類の新作を発表しました。 2018年といえばピョンチ …
デヴィルの美しさがより誇張され、際立ったのがこのトレゾアですが、フランス語で宝物を意味するように、とても美しいモデルだと言えるでしょう。
そう、英語で言うとトレジャーですから、言葉はよく似ていますよね。
さて、スペックはというと、40ミリのイエローゴールド製のケースにワインのようなレッドのエナメル文字盤が合わせられています。
無駄がないデザインですが、オメガにはなかなか珍しいタイプと言えます。
裏面は同じくレッドエナメルのメダリオンがデザインされていますが、フォントがなんだかハロウィンっぽいw
そしてこう見えて72時間のパワーリザーブもあるんですね。
やっぱり実用性の高さが売りのオメガだけあって、最近ではネックだったパワーリザーブの長さも改善してきています。
というわけで、2019年、オメガの1本目はデヴィル トレゾアでした。