
毎年どこかの時計メーカーが新たなシリーズを発表しますが、2019年もあるメーカーからある新しいシリーズの腕時計が発表されました。
去年で言うと、ブライトリングがナビタイマー1とナビタイマー8シリーズを発表しました。
ジャガールクルトもポラリスという過去にあったモデルを復刻させてシリーズ化させました。
と言う感じで、あらたなシリーズが毎年どこかのメーカーから発表されているわけですが、2019年はなんと、オーデマピゲから新シリーズが発表されたんですね。
その名も、『CODE 11.59』。
この11.59という名の由来は11時59分のことで、日付が変わる1分前の時間を意味するそうです。
それが意味するものはおそらく、新たなものが生まれる前の瞬間というちょっと哲学的な意味がこもったことだと思うんですが、このCODE 11.59という新たな存在は時計界にとって非常に大きな出来事なんじゃないかなと思います。
CODE 11.59 オートマティック Ref.15210BC.OO.A002CR.01
ということで、このモデルです。
これ、最初見たとき驚きました。
全然オーデマピゲっぽくないんですもの!
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このモデル、本当に全然オーデマピゲっぽくない!
オーデマピゲというと、1972年に登場したロイヤルオークがブランドイメージを形作っていますから、こんな丸形モデルの腕時計が出るなんて誰が想像したでしょうか。
デザイン的にもダイバーズウォッチっぽく、上記でもお話ししたジャガールクルトのポラリスシリーズに非常によく似ている。
ジャガールクルトといえば時計好きならすごい機械式時計メーカーとして一目置くスイスを代表するマニュファクチュール …
ロレックスのエクスプローラーという不死身の探検家ウォッチがありますが、芸能人にも愛用者がめちゃくちゃ多いことで …
こちらでも紹介している通り、ひじょーーーによく似ているデザインだと思いませんか?
ケースの形状といい、インデックスといい、よく似ています。
とは言ってもパクったというほど似ているわけではないんですが。。
さて、そんなわけで、このCODE 11.59なんですが、ダイバーズウォッチかと思ったら、そうじゃないみたい。
このモデルは18Kホワイトゴールド製だし、他に発表されているバリエーションもすべてゴールド製。
防水性も30メートルしかないし、カテゴリ的にはダイバーズルックのラグジュアリースポーツということなんでしょうね。
CODE 11.59 オートマティック Ref.15210BC.OO.A321CR.01
CODE 11.59 オートマティック Ref.15210OR.OO.A002CR.01
CODE 11.59 オートマティック Ref.15210OR.OO.A099CR.01
デイト付きのオートマティックモデルはとりあえずこの4種類。
このほかにもファンクションごとにバリエーションが分かれているので、次回はそれらを紹介したいと思います。
というわけで、2019年にオーデマピゲが発表した新作シリーズ『CODE 11.59』でしたが、同社にとって最後のSIHHとなるジュネーブサロン 2019で新たなシリーズを発表するというのは、タイミング的にもちょうどよかったんじゃないでしょうかね。
ちなみに定価はおよそ300万円ほどだそうです。
ゴールド素材ですからね。。