
こんにちは、今日も新作モデルのお話しです。
ジュネーブサロンが開催されたのは1月14~17日の間の4日間だけですが、まだまだ余韻に浸っている人も多いんじゃないかなと思います。
このブログでもすでになん十本も2019年の新作モデルを発表していますから、2019年に発表された各社新たなモデルが気になる方は以下の悋気をご参照ください。
というわけで、今日のテーマはランゲ&ゾーネ。
ランゲ&ゾーネは2019年にいくつか新作モデルを発表していますが、多くがカラーバリエーションの追加という形です。
今回紹介するランゲマティックのコンプリケーションもこれまでにあったもので、色違いで発表されてバリエーションが増えて登場です。
ランゲマティック パーペチュアル ハニーゴールド Ref.310.050
というわけで、こういうモデル。
この記事を読んでくださっているということはこのランゲ&ゾーネが好きな人だと思いますから、このモデルの存在についてはすでにご存知かもしれません。
特に過去に発表された同じくランゲマティックのパーペチュアルなどは見かけたこともあることでしょう。
今回紹介しているモデルは、モデル名にもある通り、ハニーゴールドを使用している1本で、これまでにあったRef.310.032Eと呼ばれルピンクゴールドのモデルとは微妙にことなっているんですよね。
特にこのハニーゴールドという素材は実はすごい合金で、18Kゴールド素材なんですが、残りの25パーセントになにやらランゲ&ゾーネの企業秘密なるものが混ぜられていて、ゴールド素材であるにも関わらず、とても高い硬度をもっているというのです。
硬度はプラチナの2倍の硬さを持つと言います。
もちろんこのハニーゴールドと言う素材は特許も取得していて、2010年頃からいろいろなモデルに使用されていると言います。
やわらかく暖かい印象を与えるゴールド素材で、すこしおいしそうに見えるのが特徴的な金素材です。
18K素材はやっぱり面白いです。
75パーセントが純金なのが18Kなんですが、残りの25パーセントに何を混ぜるかによって色が大きく変化し、今回のように強度や硬度も変わってきます。
ウブロにはマジックゴールドと呼ばれるセラミックを融合した18Kがあるんですが、緑がかっているのが特徴的で、非常に癖のあるゴールドがちょっと気になったりするんですよね。
腕時計ブランド各社には得意とする分野があって、それを知ると腕時計の世界がさらに面白くなるし、用途によって腕時計 …
マジックゴールドについてはこちらをご覧ください。
さて、そんなわけで、この永久カレンダー搭載のランゲマティックなんですが、うるう年も当然計算されており、2100年まで調整不要です。
世界限定100本限定のモデルですからすでに予約も終了しているかしれませんね。
価格は予想ですが、ピンクゴールドのモデルが900万円くらいですから、それより少しだけ高いくらいかなと思います。
というわけで、2019年の新作ランゲでした。