
1970年代に登場した腕時計がいまさらながらとても人気なんですね。
オーデマピゲのロイヤルオークやパテックフィリップのノーチラス、ジラールペルゴのロレアートなどは時計ファンからの熱い支持と、強いあこがれを一身に集める存在ですが、機械式時計ブームが再来してからはその傾向は強くなっているようです。
これらのモデルが登場した時代はタイミングが悪かったのかもしれないですね。
クオーツショックがあったのがちょうどそのころで、これらの新シリーズが登場したのは機械式時計が下火だったころなんですね。
それに加え、これらのラグジュアリーなスポーツウォッチのデザインも受け入れられず、すぐに世代交代したシリーズもあったほどです。
現在ではこれらのラグジュアリーなスポーツモデルが世界でも一番人気のカテゴリで、ステンレスなのに500万円を超えるモデルもあるくらい。
複雑機構もなにも搭載していないのにw
さて、そんなわけで今日はジラールペルゴのラグジュアリースポーツ、ロレアートの2019年の新作モデルを紹介したいと思います。
ロレアート アブソルート Ref.81070-21-491-FH6A
ロレアート アブソルートという新たな派生シリーズが登場しました。
黒いケースが特徴的なロレアートなんですが、ブラックPVD加工がされたチタン製のシリーズです。
44ミリという大きさは存在感があり、ダイヤルのグラデーションや黒いケースがとても力強い印象を与えます。
針などはとてもスポーティで、ラグジュアリーな感じもありますが、ややスポーツよりな1本といえるでしょう。
ただ、現代のラグジュアリースポーツを形成しているケースフォルムが多角形ですから、このロレアートシリーズもすごく高級感があります。
ロレアート アブソルート クロノグラフ Ref.81060-21-491-FH6A
そしてクロノグラフモデルがこれ。
青と黒のコントラストがたまらんですな。
最近ジラールペルゴがはっちゃけている感じがします。
もちろんおしゃれな方向に。
ラグジュアリースポーツとも言えますが、ラグジュアリーモダンという感じ。
スポーツというよりも、モダンでファッショナブルなスタイルが融合している感じです。
ロレアート アブソルート WW.TC Ref.81065-21-491-FH6A
そしてワールドタイマー機構が搭載されているのがこれ。
まあ普通にかっこいいですよねw
黒いケースと青が基調になった新たな派生シリーズ、ロレアート アブソルートは結構人気が出そうなモデルだと思います。
黒い時計は割と人気があって、ステンレスモデルを持っている人が何か違った素材の1本が欲しいとなったときに候補に挙がるのがチタンやセラミックであることが多いです。
ゴールドはかなり高いし、敬遠している人も多いですから。
チタン素材は軽いし、漆黒のケースが実に渋いシリーズだといえるんじゃないでしょうか。
というわけで、ロレアートの新たな派生シリーズでしたが、これら3モデルとも44ミリで46時間のパワーリザーブ、300メートルの防水性という共通点があります。
ラグジュアリーでありながら高いスペックを誇っているんですね。
まあ、パワーリザーブはもう少しあってもいいかなと思いますが、