
前回はブライトリングの38ミリのアンティークモデルについてでしたが、それには理由がありました。
38ミリという現代では小ぶりとも思えるサイズですが、実はゼニスが最近小ぶり化を目指して時計作りをしているそうなんです。
えーー。
だ。
結構びっくりしました。
世間は巨大化の波に乗っている思っていましたが、大きくなれば小さくなる動きがあるというのが世の常で、それこそまるで波のようです。
うまい!
w
うまくはないかw
42ミリの大きなクロノグラフを出した翌年はガラリと意向を変え、38ミリのモデルを登場させたお話しを先日しました。
ダウンサイジング化するゼニスのクロノグラフ、クロノマスター エルプリメロ・42mm Ref.03.2040.400/53.C700と38mm Ref.03.2150.400/53.C700を比較する
こちらで詳しく書いているので良ければどうぞ。
そういうわけで、時計が縮小化すればヴィンテージモデルの腕時計も見直されるようになるという話もしましたが、ケースサイズで時計を選ぶようになると、視界や選択肢に入ってくるようになるのが昔の名品。
腕時計の縮小化で見えてくるヴィンテージウォッチの良さ・ブライトリング モンブリラン Ref.A414G96KBA
こちらの記事でも38ミリのブライトリング、モンブリランについて書いてますが、38ミリのアンティーククロノグラフはやっぱり良いです。
今日もそんな38ミリの腕時計についてお話ししたいと思います。
今日はさらにゴージャスなホワイトゴールド製のモデルについて。
ブライトリング ナビタイマー 00 Ref.J473G00FBA
このモデルなんですが、前回お話ししたモンブリランに非常によく似ている。
基本レイアウトもケースサイズも全部同じです。
このモデルは2000年に日本限定て発売されたモデルで、ケース素材には実はホワイトゴールドが使用されています。
そこが高級なんですね。
日本限定でホワイトゴールド製というのは特別視されているようで少しうれしいw
日本限定で100本のみ2000年問題で騒がれた翌年の2000年に販売されたモデルで、今では中古価格も100万円を切っているみたい。
ホワイトゴールドのブライトリングで100万円以下というのはお買い得のような気がします。
文字盤もよく見ればパンダ文字盤になっているし、人気の要素がたくさんあるのにこの価格帯というのは、かなりの掘り出し物のような気がします。
というわけで、少しゴージャスな38ミリのクロノグラフ。
なんというか、100万円以下ならゴールドの素材的にも損することは少ないと思います。
38ミリは面白い。
もうすこし38ミリのクロノグラフを見てみようと思いました。