
2017年のバーゼルやSIHHはいい腕時計が多かったという声がいろいろ聞こえてきました。
全部を把握しているわけではありませんが、毎年時計作りの質が世界中で上昇しているような気がします。
リーマンショック以降、本物以外は淘汰される時代が来ているように思います。
それまで小手先、表面的だけでうまくいっていたビジネスも中身が伴い、よりユーザビリティを考えて品質向上しなければ生き残れないようになってきている気がしました。
これまで一握りのメーカーのみが握っていた実力体制なんかも崩れつつあり、一人勝ちというのが厳しい市場になっています。
そんな流れは腕時計でも見られ、各社素晴らしい腕時計を高品質で作っている気がします。
ゼニスもその一つ。
もともと素晴らしいムーブメントを作るメーカーでしたが、デザインや品質などが最近かなり向上してきた気がします。
エルプリメロやエリートのムーブメントを主軸としてシンプルな3針や男性が大好きな存在感のあるクロノグラフを展開しているんですが、2017年はダウンサイジング化に注力しているとCEOのジャンクロードビバー氏は話しています。
そんな中で投じたゼニスの2017年の新作クロノグラフ、クロノマスター エルプリメロは38ミリのサイズで4種類発表されました。
これがまたかっこいいのなんの。
クロノマスター エルプリメロ 38mm 18Kローズゴールド Ref.18.2150.400/69.C713
まずはこれ。
18Kローズゴールドのタイプですが、最近はレッドゴールド、ローズゴールド、ピンクゴールドが時計界で流行っています。
僕もロレックスのエバーローズゴールドが好きだし、ロイヤルオークの18KRGがすごく好きです。
ゼニスのクロノグラフにもこのレッドゴールドは違和感がなく、ゴージャスでかっこいい。
文字盤上のインダイヤルとのコンビもいいし、ゼニスとエルプリメロをゴールドケースでほしいならサイズ感もいいし、かなりおすすめです。
38ミリという大きさは大きさからするとすごくエレガントなサイズ。
ゴールドのケースにするならデカすぎないほうが良いですね、やっぱり。
ロレックスのチェリーニやランゲ&ゾーネのサクソニアなども38ミリ付近のゴールドモデルが多いですが、この辺の大きさが一番エレガントのような気がします。
クロノマスター エルプリメロ 38mm 18Kローズゴールドコンビ Ref.51.2150.400/69.C713
そしてゼニスではあまり見かけないゴールドとステンレスのコンビモデル。
こうしてみると珍しいんですが、ベースとなるデザインが良いのと、ゴールドケースですごく完成されているので、コンビにしても違和感がありません。
価格と、派手さゴージャス感のバランスが良いのがコンビですから、これは需要がありそう。
クロノマスター エルプリメロ 38mm ステンレス 青文字盤 Ref.03.2150.400/53.C700
クロノマスター エルプリメロ 38mm ステンレス グレー文字盤 Ref.03.2150.400/26.C714
そしてステンレスケースのモデルたち。
インダイヤルと文字盤色がどちらも重なっているので、少しずつインダイヤルの配色が変更されています。
青がいいかグレーがいいか、好みの問題ですが、どちらでもよいw
僕ならグレーかな。
それよりもゴールドかゴールドコンビの方が良いですけどねw
これら4モデルは2017年に登場した38ミリのやつで、インダイヤルと文字盤の大きさのバランスがすごく良いです。
腕に馴染みやすいのも42ミリよりも38ミリだと思いますが、お店などでどちらのサイズも試着してみることをお勧めしますが、見れば見るほど好きになりそうなデザインです。
僕はゴールドモデルに少しやられているw
というわけでダウンサイジング化され、新たに4モデルが加わったわけですが、みなさんはどれがお好みでしょうか?