
パテックフィリップもまた粋な腕時計をたくさん作っています。
粋な腕時計といえば少々風変わりだけどそこにはサプライズが盛り込まれているような意味合いがありますが、ウブロなんかはそういったファンタジックな腕時計を作るのが得意だったりします。
基本的に変わってて面白いですよね、ウブロは。
ですが、最近ではウブロばかりではなく、わりと多くの時計ブランドがちょこちょこっと手を加えて普通とは少々違った腕時計を作ったりしていますが、雲上ブランドもそういう傾向にあるみたい。
と入っても、三大時計ブランドないし五大時計ブランドは究極のコンプリケーションとも言える粋な腕時計を作っていたりします。
つまりは、他の追従を許さないという言葉がぴったりな超絶複雑機構モデルをこれらのブランドは毎年発表しています。
億超えも珍しくないんですよね。
このブログでも超絶コンプリケーションモデルはいくつか紹介しています。
image by www.cnbc.com パテックフィリップ。 僕はこの響きが何よりも大好き。 一番好きな腕 …
2017年に発表されたヴァシュロンコンスタンタンの腕時計はどれも評判が高い。 ヴァシュロンといえば複雑機構を次 …
ここ最近僕はヴァシュロンの魅力に取りつかれているわけですが、今日も取りつかれた僕がお話しするのは、もちろんまた …
本当に構想から何年かかるかわからないくらいすごいモデルばかりで、こういうモデルは本当に人間の叡智を感じさせてくれます。
さて、そんなわけで今日僕が紹介したいのは、パテックフィリップが過去に発表したセレスティアルという天体をテーマとしたコンプリケーションの1本。
ロープレの大剣にありそうな名前なんですが、これがまた見ているだけですごいのです。
パテックフィリップ セレスティアル 5102PR-001
まずすごいのがケース。
これ見ておわかりの方もいらっしゃると思いますが、ベゼルにはプラチナを使用しています。
ここまでは普通。
高級で高額ですが、変わった様子はありません。
すごいのがラグやケース本体にはピンクゴールドを使用している点です。
w
こんなの見たことない。
ピンクゴールドとプラチナのコンビというのも僕はまだ見たことがありません。
こんなすごいコンビケースですから、中の機能もすごいのかといえばやっぱりすごい。
天体の動きと月の満ち欠けの動きを忠実に再現したという天文学ウォッチ。
腕時計の文字盤上に空の動きが月の満ち欠けと連動して正確に映し出されるというやばめの腕時計なんですねw
先に言ってしまいますが、価格は中古でも3000万円。
いやいや、これは安いほうかもしれません。
パテックフィリップの超絶コンプリケーションがプラチナとゴールドに包まれて3000万円くらいというのは値段がついてるだけ良いかもしれませんw
本数もほとんど出回っていないでしょうから、お金があっても入手困難な品であることはまちがいありません。