
世界三大時計ブランドで一番有名な腕時計シリーズは、それぞれ、
パテックフィリップ ー ノーチラス
オーデマピゲ ー ロイヤルオーク
ヴァシュロンコンスタンタン ー オーヴァーシーズ
という感じ。
いずれもラグジュアリースポーツと呼ばれるカテゴリに位置する存在で、ブランドで一番売れているシリーズだと思います。
つまりブランドのイメージとなっているシリーズですから、それ以外の腕時計シリーズは割と隅に追いやられています。
パテックフィリップのカラトラバ、オーデマピゲのジュールオーデマ、ヴァシュロンコンスタンタンのパトリモニー。
これらの完全ドレス系のシリーズはラグジュアリースポーツに比べると人気は劣りますが、もっぱらドレス系の男性にはたまらないんですよね。
僕もドレス系の腕時計のほうが好きですから、ドレス系の方が人気がなくて価格があがらないのでうっしっしという感じですw
さて、そんな感じで、現在の時計事情はラグジュアリースポーツが人気すぎてドレス系がすっかり影に隠れています。
これら三大時計ブランドについてはまだまだ有名なのでいいんですが、ジラールペルゴとなるとドレス系の腕時計シリーズが何なのかはあまり知られていないんじゃないでしょうか?
ジラールペルゴ 1966 スティール コレクション Ref.49555-11-131-BB60
というわけで、これが1966というドレス系シリーズの1本。
絵に書いたようにスッキリしたドレスウォッチ。
ジャガールクルトのマスターウルトラスリムなどの腕時計ともデザインを共通しそうな雰囲気を醸し出しています。
ジラールペルゴのロゴがなかったらちょっとわからないかもしれません。
IWCのポートフィのにも似ているし、オーデマピゲのジュールオーデマにも似ています。
結構判別が難しいタイプの簡素なドレスウォッチですが、こういう腕時計は安定的に人気があります。
ジラールペルゴのファンにおすすめしたいドレス系の1本です。
ジラールペルゴといえばロレアートが有名すぎて、1966はひっそりと暮らしている感じです。
ですから、今日はこの1966シリーズをもう少し知ってもらいたいなと。
横から見た感じはヴァシュロンコンスタンタンのパトリモニーにもかなり似ている。
曲線は美しいし、シャープすぎる針が端正な顔立ちを形作っています。
目鼻立ちが整ったきれいな顔立ちという感じでしょうか。
針とインデックスがシャープだと人間で言う顔の文字盤を美しく際立たせてくれます。
というわけで、もしスイスのドレス系が欲しいという人に是非おすすめしたい1966でしたが、価格もそこまで高くないのは、世界三大時計ブランドにはないメリットです。
クオリティが低いというわけでもないのに。。
ではでは。