
ゼニスの腕時計もまた他とは違ったアプローチをしてきます。
ゼニスの腕時計の特徴といえば、すばらしいムーブメントを載せていることが一番にくるんじゃないでしょうか?
一番有名なのがエルプリメロ。
スペイン語で一番を意味するエルプリメロという言葉にふさわしい名機中の名機がエルプリメロで、ロレックスが初の自動巻きデイトナを発表する際に使用したのがゼニスのエルプリメロだといいます。
そしてクロノグラフではないモデルにはエリートが使用されています。
パネライやロレックスがゼニスのムーブメントを使用した腕時計を作っているくらいですから、ムーブメントに関してはやはりかなりいいんでしょうね。
さて、そんなわけでゼニスなんですが、他と違ったアプローチで世間を賑わせています。
エルプリメロといえば毎時36000振動するクロノグラフムーブメントとして有名です。 理論上では振動数をあげれば …
こちらでも紹介しているんですが、ゼニスが発表した新作モデルにはヒゲゼンマイを使用していないシリコン製のオシレーターが使用されています。
機械式腕時計の仕組みは自動巻きなら巻き上げられたローターで1番車の香箱にエネルギーを蓄えるのが最初です。 香箱 …
ここでオシレーターについて書いているんですが、どうやらこの仕組みがまじ10万以上のハイビートを奏でる秘密なんじゃないでしょうか。
さて、そんな感じで今日もゼニスの2019年新作モデルを紹介しようと思うんですが、今日のテーマはエリートを使用したデファイ。
ゼニス デファイ クラシック セラミック ホワイト Ref.49.9002.670/01.R792
ゼニス デファイ クラシック セラミック ブルー Ref.49.9003.670/51.R793
ということで、このモデル。
何度もいいますが、デファイはゼニスのフラッグシップモデルになってるようですね。
エリートを搭載したノンクロノグラフのモデルなんですが、スーパーカーのホイールを思わせる面白いデザインの文字盤をしています。
シースルーになっていて、向こう側のムーブメントがよく見える今風の外観をしています。
ケースサイズは41ミリという最近では普通サイズの大きさ。
小さい腕時計が好きな人には少々大きすぎるかもしれません。
クロノグラフがついていないぶん、40ミリを超えるモデルはやや間延びした感じに見えたりすることもあるんですが、上記でお話した文字盤デザインのおかげでシュッとうまくまとまっているように感じます。
ということで、2019年の新作ゼニスの2モデルだったんですが、これらのセラミックモデルは格別特殊な機能がついているわけではないので割と安めです。
価格はだいたい税抜きで80万円ほど。
とはいえ70万円台で買えると思いますが。。
最近のゼニスは勢いがありますね。