
ゼニスの腕時計の新作モデルを紹介していますが、ゼニスの方向性というものが見えてきました。
デファイという高級感のあるスポーツモデルをフラッグシップとして、エリートやパイロット タイプ20などで周りを囲んでいくというやり方なんでしょうかね。
クロノマスターやエルプリメロなども忘れてはいけません。
さて、2019年のジュネーブサロンが1月に開催され、3月開催されたバーゼルワールドもとうとう終わっちゃいました。
待ち遠しくて2ヶ月以上バーゼルワールドを待っていたのに、終わるのはあっという間という感じです。
ジュネーブサロンやバーゼルワールドは時計の見本市の中でも一番大きな時計ショーなんですが、ジュネーブデイズという見本市もあるにはあるんですね。
なかなか聞かない名前ですが、2019年にジュネーブデイズで発表されたゼニスの新作に、これまたパイロットウォッチ泣かせなモデルが発表されています。
ゼニス パイロット タイプ20 エクストラスペシャル “cabin aircraft ” シルバーAG950 45mm 250本限定 Ref.05.2430.679/17.C902
このモデル。
これ、非常に興味をそそられるデザインの1本だと言えます。
特に文字盤が。
この特徴ある文字盤は飛行船や戦闘機などの機体表面をイメージしてデザインされたわけなんですが、沈頭鋲で固定された航空機の外板をダイレクトに思わせます。
これがすごく印象的でかっこいい。
沈頭鋲はリベットとも呼ばれていて、そっちのほうが馴染みがある言葉かもしれません。
飛行機が高速で飛行する際に抵抗となる、空気の流れをできるだけなめらかにしようとしたのがこのリベットなんですね。
飛行機の外板でこのような模様が見られるのはそのため。
それをそのまま文字盤に使ってしまおうというのが、なんだかウブロらしいアイディアだと思わないでしょうか?
ゼニスの会長職には、以前ウブロのCEOだったジャンクロードビバー氏が就任していますから、その影響を十分に受けていると言えるんじゃないでしょうか。
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スペックは前回紹介した同じく2019年の新作パイロット タイプ20と同じ。
エリート679が搭載された3針のモデル。
価格帯もおそらくは100万円前後くらいなんじゃないでしょうかね。
世界限定250本という少なさですからお早めにどうぞ。
凸凹した表面の感じも本物の飛行船の外板を使用しているみたいで萌え〜ですよねw