
先月名俳優萩原健一さんが亡くなられました。
男性は年齢を重ねれば重ねるほどダンディで魅力的になると言われますが、それを地で行く人だったんじゃないかなと思います。
白髪で短髪の姿が非常にかっこよくて、むかしはモテモテだったんじゃないかなと思います。
さて、そんなわけで、萩原健一さんがダウンタウンのTV番組で着用していた腕時計を今回紹介しようと思うわけですが、ダンディな男性なら割とどんな腕時計でも結構かっこいいんだなと思います。
ゴールドの腕時計なら当然似合うだろうし、シンプルな腕時計でも年齢を重ねている人なら高級な腕時計に見えたりもします。
遊び心がある腕時計でもやはり同じくかなり高額な腕時計にも見えると思います。
リシャールミルとかフランクミュラーの出現で、ますますそういう流れになっていますからね。
萩原健一 タグホイヤー モンツァ キャリバー36 限定復刻モデル Ref.CR5112.FC6290
ということで、意外や意外、萩原さんの腕時計はタグホイヤーなんですね。
まあ、他にも持っておられたと思いますが、なかなかおしゃれな1本と言えるでしょう。
というのも、時計のケースがすでに普通の腕時計とはちょっと違っています。
丸でもないし、四角でもない。
トノーでもないし、レクタングルでもない。
パネライの多くが採用しているクッションケースと呼ばれる形状の腕時計なんですが、風変わりでおしゃれ度がアップした1本なんですよね。
モンツァと呼ばれるこの1本。
イタリアのレースの本場でもある街の名前がつけられたこのモデルは、キャリバー36が搭載されています。
キャリバー36は、ゼニスの名機エルプリメロをベースとしたムーブメントで、クロノグラフ機構がついています。
36という名も36000VPHから来ているのかなと想像しています。
まさにレーシングタイプの量産時計なんですが、世界限定1911本という数に限りが設けられています。
ゼニスのエルプリメロベースのムーブメントとクッションケース、パネライとちょっとした共通点があるようです。
ケースサイズは39ミリと、やや小ぶり。
この辺がツウっぽい。
意味合い的にはレーシングウォッチなんですが、デザインはどちらかというとパイロットウォッチぽいところが面白いですかね。
着用する人によっては非常に高級に見える1本で、萩原さんがつけているのを見たとき、最初はタグホイヤーだとは思いませんでした。
ということで、今日は萩原健一さんの腕時計を紹介しましたが、亡くなられたことがとても残念です。
ご冥福をお祈りします。
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