
さて、腕時計というのは割と性格や好みが出てますが、皆さんの周りに機械式時計をつけている人がいたらその時計とその人の好みを少し見比べてみてください。
僕の知り合いにはデイトナを集める素晴らしい趣味を持った男性がいましたが、その人はもっぱらロレックス派で、それまでにもロジェデュブイやゼニスやウブロやありとあらゆる腕時計を所有し、結局ロレックスに終わるという激動の時計人生、、、でもないんですが、純粋に時計を愛する人でした。
そういう人から言えるのは自分が好きなものを大切にコレクションし、最後に一番良かったものを几帳面にとっておくという、なんだか芯の強い人だったんですが、ファッションでもそういう傾向にありました。
その他にはブライトリングのごつごつしたクロノマットが好きな男性もいますが、彼は大柄で筋肉質ですごく男らしい性格をしているんですが、友情を何より大切にするワンピースのキャラのような人間でw、ファッションも普通に適当な感じで、みなさんも容易に想像できることと思いますw
さて、そんな感じで今日は僕が好きなドレスウォッチを10本ほど選んでみたいと思います。
僕はドレスウォッチがスポーツウォッチよりも好きなんですが、僕のようにドレス系の時計が好きな人ならおそらく僕が好きな時計の良さが分かってもらえるかなとw
冒頭でもお話ししたようにドレス系の時計が好きな人ならファッションや車、その他の趣味も共通する部分が多い気がするので、そういった意味でも似た趣味をお持ちの方とかっこいい綺麗なドレスウォッチをシェアしたいと思います。
というわけで、100万円以下で買えるかっこ綺麗なドレスウォッチ10選です。
1位. ロレックス デイトジャスト Ref.116203
まずは1本目はロレックス。
デイトジャストは実はドレス系なんですね。
シンプルな3針にデイトが付いているモデルで、ロレックスの中でも一番か二番目に売れているモデルなんじゃないでしょうか。
このモデルはステンレスとゴールドを合わせたモデルで、コンビとかロレゾールとか言われたりします。
ステンレスのオーディナル感とゴールドの豪華さのハイブリッド的な腕時計としてロレックスのコンビは非常に人気が高い。
いやらしさ皆無のドレスウォッチです。
2位. IWC ポルトギーゼ クロノグラフ オートマチック Ref.IW371447
そして2本目はIWC。
ドレスウォッチと言えば外せないのがこのブランドで、きれいな腕時計が欲しいならまずはIWCから見てみるといいと思います。
このモデルは新品価格でも100万円を優に切っている親切プライスのモデルなんですが、めちゃくちゃ綺麗な腕時計としても評判で、芸能人もたくさんこのモデルを愛用しています。
綺麗で美しいドレスウォッチブランド、IWC(インターナショナルウォッチカンパニー)の腕時計を愛用する芸能人
3位. IWC ポルトギーゼ クロノグラフ オートマチック Ref.IW371445
image by www.montrez.biz
その色違いモデルです。
文字盤の色で結構好みが分かれたりしますが、白とゴールドの組み合わせのダイヤルも大人っぽくて良い。
黒いのはクールという感じですが、白いのはゴージャスという感じ。
どちらを選んでも満足度は高いと思います。
4位. IWC ヴィンテージ ポルトギーゼ Ref.IW544501
そしてまたもやIWCなんですが、ドレスウォッチというカテゴリに時計を絞ったら、このブランドからは複数選択肢が生まれます。
このモデルはIWCの創設140周年を記念して、2008年に登場した手巻きモデルなんですが、過去の作品をリバイバルしたデザインをしています。
チラネジテンプや長い緩急針などを備えているジョーンズキャリバーを搭載しているところもこの腕時計の魅力の一つ。
手巻きで始まったポルトギーゼの歴史ですが、原点に回帰したような復刻版が現代によみがえったのがこのモデルの醍醐味です。
5位. IWC ポルトギーゼ 8デイズ Ref.IW510202
自社製ムーブメントCal.59215が搭載された昔ながらの手巻きポルトギーゼを再現したモデルです。
43ミリという大きさも懐中時計ゆずりの大きさで懐中時計のムーブメントをそのまま腕時計に載せて始まったポルトギーゼの歴史をそのまま想起させる腕時計です。
ムーブメント裏側にはパワーリザーブインジケーターもついていて、現代風に便利になっていますが、このモデルのパワーリザーブは8日という非常にタフなやつ。
かっこよさだけじゃなく実用性も非常に高いのにこの価格帯というのは非常に良心的だと言えます。
6位. IWC ポルトギーゼ ハンドワインド Ref.IW545404
ごめんなさい、もう一本だけポルトギーゼw
これは逆パンダダイヤルという大人気の文字盤カラーが使用されたモデルで、手巻きです。
ジョーンズキャリバーが搭載された昔の意匠を受け継いだマニア受けするギーゼですね。
僕も1本欲しい。
7位. ユリスナルダン クラシコ マニュファクチュール グランフー Ref.3203-136-2/E3
そしてユリスナルダン。
文字盤の魔術師のような存在であるユリスナルダン。
1846年に生まれた同ブランドは歴史も技術も備わった老舗ブランドで、独特の雰囲気を持った綺麗な腕時計を作るスイスのメーカーです。
知名度は低いですが、自社で作るムーブメントと職人のみが作ることが出来るグランフーエナメルの文字盤を組み合わせたシリーズが特にかっこよく、このモデルもその中の一つです。
ガラス状のエナメルを文字盤に載せ1000度以上の高温で焼き上げるというグランフーエナメルという技法を使っていて、仕上がったダイヤルは芸術ですね。
8位. ジャケドロー グランセコンド オフセンター Ref.J006010240
そして僕が大好きなジャケドロー。
どこよりも古い時計ブランドとしての歴史を持つジャケドローですが、1700年代の前半に出来た世界でも2番目くらいに古い時計ブランド。
からくり人形などのオートマタなども作っていた天才時計しのピエールジャケドローさんによってつくられた時計工房から生まれる作品はヨーロッパの王家に献上されていた素晴らしいマスターピースばかりで、一度時計作りを休止してはいましたが、現代によみがえったジャケドローの妖艶な作風は時計ツウを虜にしています。
実際かなり美しいです。
9位. ゼニス エリート クラシック Ref.18.2290.679/01.C498
ゼニスのエリートクラシックと呼ばれるシリーズのゴールドモデルがこれ。
エリートクラシックのモデルについては前回何度かお話ししてたんですが、39ミリのケースに合わせられたシャープな針とインデックスが特徴的なシリーズで、もともとの価格が非常に安いので、ゴールド素材を使用していても100万円を優に下回っている。
これはかなりお買い得な買い物だと言えます。
通常39ミリサイズでゴールドを使用したスイス時計は150万円を超える価格帯ですから、ゼニスの39ミリの18Kモデルで、エリートと呼ばれる素晴らしい3針ムーブメントを載せているにもかかわらずこの価格帯の時計が実現しています。
これはかなり破格だと言えます。
10位. ジャガールクルト マスターウルトラシン リザーブドマルシェ Ref.Q1378420
そしてジャガールクルトのマスターウルトラシンです。
パワーリザーブインジケーターが搭載されたモデルで、無機質で非常に綺麗。
マニュファクチュールの鬼であるジャガールクルトが生み出す腕時計はどれもが完璧に近い。
ロレックスと哲学が似ているかもしれない。
シルバーがブランドのテーマとなっている感じで、老若男女問わずおすすめしたい時計メーカーですね。
デザインが全体的にシャープで、ドレスウォッチ好きなら一度は熟考するであろうジャガールクルトですが、このブランドは買って間違いないメーカーの一つですね。
というわけでおすすめの10モデル。
100万円以下のドレスウォッチですが、まあもちろん僕好みのモデルばかり選びましたw
僕と同じ好みを持った人と共有出来たらなと思ったんですが、お好きなモデルが見つかったでしょうか?