
2019年はオメガにとってはとても大きな年となっているわけですが、なにせオメガが傘下になっているスウォッチ・グループは時計見本市での新作時計の展示を一切やめちゃいましたから、オメガの新作情報がオンラインや本のみになっています。
ですから、これまでとはちょっと勝手が違うので戸惑いも少しありましたが、いつ新作モデルが登場するのだろうと思っていた人もいることでしょう。
見本市に出さないなら、その期日を守る必要がありません。
3月に行われるバーゼルワールドで新作を発表しないなら、新作は4月でもいいし、5月でも6月でもいいのです。
1969年にNASAが有人月面着陸を成し遂げましたが、あれから半世紀たった2019年にどんな腕時計が発表されるか楽しみにしてた人も多いはずですから、待ちわびていた人はおおいはず。
2019年になってとても多くの腕時計が発表されています。 毎年各社いろいろな腕時計を発表しますが、中には記念モ …
こちらの記事で紹介したスピードマスター50周年記念のリーク情報なんですが、今月とうとう発表されました。
それがリーク情報通りw
オメガ 310.20.42.50.01.001 スピードマスターアポロ11号 月面着陸50周年記念 6,969本限定 キャリバー3861
いやあ、かっこいいですね。
ゴージャスにも、ベゼルや文字盤にゴールドが使用されています。
42ミリのケースに装着されたゴールドベゼルの18Kゴールドの名称はムーンシャインゴールド。
なるほど、それらしい調合がされているのでしょうかね。
セドナゴールドほど赤みがなく、月明かりを思わせる色合いにしているところがポイントなのでしょう。
セラミックベゼルにはセラゴールドの技術が使用されたゴールドのタキメータースケール。
うーむ、これも見事。
裏蓋の足跡のエングレービングも決まった位置にくるように、ナイアードロックシステムが使用されています。
ムーブメントもCal.1861からCal.3861に変更されました。
手巻きであることは変わらないんですが、15000ガウスの耐磁性とコーアクシャル機構が追加された、METAS認定の次世代のクロノグラフムーブメントが搭載されています。
これにはちょっとお金がかかっているでしょうね。
オメガの技術がガッツリ詰め込まれた形で登場した新型のスピードマスターですが、おそらくはこれからこの仕様が一般的になるのではないかと。
シーマスターなどでは使用されていたナイアードロックや高い耐磁性、コーアクシャルエスケープメントですが、ここにきてやっとスピードマスターにも搭載されるようになりました。
定価は¥1,112,400円ほど。
割と安め。
しかも数も6969本もあるので、限定感はないですが、普通に使用するにもかっこいいです。
どうせなら1969本か2019本にすればよかったのにと思うのですがいかがでしょう。
それか50本のみにするとか。
というわけで、ようやくスピードマスターの50周年モデルが登場したので一応紹介しておきます。
ではでは。