
この中にF1が好きな人はいるでしょうか?
僕は2011年にドイツで見たニュルブルクリンクの本場のF1レースを見て以来、それまで興味程度だったF1が今ではメインの趣味になってしまい、毎週欠かさずレースをテレビで見ている。
当時はまだF1のエンジンはV8の自然吸気エンジンで、今のようにターボエンジンではなかったので、排気音も甲高く虜になる要素がたっぷりあったわけです。
会場に到着するまでに当然聞こえてくるP1やP2での走りの音ですでに興奮してしまい、掛けって会場まで行ったのを覚えています。
2014年からはレギュレーションが大きく変わりこれまでV8の自然吸気エンジンだったのがV6のターボエンジンに変わり、エコがF1レーシングにまで及んだのかとがっかりした人は多かったです。
ですがそのレギュレーションの変更がメルセデスの常勝街道を作り上げ、それ以来メルセデスは4年連続でワールドチャンピオンになっています。
そういった理由からもチームが一番よくテレビで写されるのがメルセデスGPなんですが、そんななかで年配の方が懐かしいと思うであろうニキラウダもよくテレビに映っています。
ニキラウダ氏は過去にはフェラーリドライバーとしてワールドチャンピオンにもなった元F1ドライバーで、現在ではメルセデスの業務執行権を持たない非常勤会長に就任しています。
もともとオーストリア出身の人でドイツ語を話すニキラウダ氏は辛口のコメントでも有名ですが、全身大やけどを負い、瀕死をさまよったF1ドライバーとしても有名で、不死鳥とも呼ばれています。
そんな彼がフェラーリで1976年にワールドチャンピオンになった際に、
ホイヤー社はイタリアGPが行われるサーキットがあるモンツァと同じ名前のモデルを発表し、話題になりました。
2016年はそのモンツァ誕生から40周年が経つ節目ということで、タグホイヤーからモンツァ40周年記念モデルが発表されました。
タグホイヤー モンツァ キャリバー17 クロノグラフ Ref.CR2080.FC6375
このモデルなんですが、ロゴがタグホイヤーじゃないくてホイヤーになっているのには理由がある。
タグホイヤーがタグホイヤーであるのは1985年から。
それまではホイヤー社だったんですが、クオーツショックの流れからホイヤー社はタググループの傘下になりタグホイヤーを社名を変えました。
1976年にモンツァが登場した際はまだホイヤー社だったため、復刻/40周年記念モデルではそのデザインを採用しているためホイヤーとロゴが記載されています。
ちなみにこれがオリジナルのモンツァ Ref.150.501。
大分レイアウトが変更されているのが分かりますが、雰囲気は似ている。
40周年モデルは42ミリのチタン製のケースで、ブラックPVD加工がされているのが特徴的なんですが、どことなくマッシブな印象を与える腕時計ですが、実は軽く装着感も良い。
これで定価なんと60万円を下回るw
という感じで、コスパの高いレーシングファンが喜びそうですが、レーシング好きじゃなくてもこの腕時計なら割と人気が出そう。
パンチングレザーストラップを使用している点もレーシングの雰囲気を楽しめる。
ヴィンテージ感が出ているし、なかなか良い。
ちなみにダイヤル外周にあるのは脈拍を計ることが出来るパルスメーターで、レーシングというよりはメディカルな感じでどういう関係があるのか少しわからないんですが、便利なのは便利だし、あるとかっこいいのも確かですw