
今日はちょっと可愛そうなデイトナの話。
とは言え、全然可愛そうとかじゃないんですが、今日のテーマは新型デイトナ1Ref.116500lNの黒文字盤についてです。
デイトナ 黒文字盤 Ref.116500LN
このモデル。
もうみなさんも耳タコなやつなんですが、このモデルですね、実はホワイトラッカーダイヤルのやつばかりがちやほやされているので、かわいそうなので今日はこのモデルの良さについて語っていこうと思います。
とりあえず価格を見てほしいのですが、ホワイトダイヤルに比べるとやっぱり安い。
ロレックスの新型デイトナが登場したもうすぐ3年が経過するんですね。 早い。 116500LNが登場したのがバー …
こういう感じ。
若干記録した日が数日違っていますが、それくらいじゃ差はほとんど出ないので、ご了承ください。
ということで、ホワイトダイヤルのモデルの価格と比べると20万円強の差があります。
昔は10万円くらいだったんですが、今じゃ結構な差が出ていますね。
割合にすると10%くらいでしょうか。
それくらい違うともはや人気でいうとだいぶ違うような気がします。
それが今日のテーマ。
なぜブラックラッカーダイヤルのデイトナは人気が白文字盤よりも下なのか?
まあ、この辺はその他の記事でもかいているですが、おそらくはそのコントラストにあるんじゃないかなと。
白ダイヤルは黒のインダイヤルリングと合わせてもどこか定番的な良さがあります。
パンダダイヤル的なところでしょうか。
なんというか、すごく受け入れやすいんですね。
白文字盤に黒いインダイヤルというのは。
正確にはインダイヤルはリング上になっている部分が黒いのですが、こういう仕様ってやはりどこのメーカーでも人気度が高かった気がします。
例えばIWCのポルトギーゼもそうですよね。
3714系は廃盤になっちゃうみたいですが。。
逆に黒ダイヤルに白いインダイヤルなんかもすごく人気です。
逆パンダとも言われるあれです。
ですから、デイトナの黒文字盤も黒ダイヤルに白いインダイヤルという感じにすれば良かったのかなと思います。
リングではなくインダイヤル全部が白という感じに。
そうすればコントラストが効いていい感じになると思うのです。
ただ、黒文字盤のモデルが白文字盤に勝てない決定的な違いがベゼルにあります。
そう、セラクロムベゼルが黒いので、白文字盤との組み合わせが最高に最高なのです。
これは黒文字盤が唯一白文字盤とコントラストで勝てない点。
現に旧型のデイトナでは黒文字盤のほうが人気が高かったのです。
つまり変わった点を見てみるとやっぱりベゼル。
この辺の調和がうまく取れたのが黒ベゼルと白文字盤ということだったんでしょうね。
黒文字盤のモデルのベゼルを白くするという手もあるんですが、それだとステンレスと白が合わない可能性があるのです。
それ故に今回のような減少が潜在的に起こっているのかなと思っています。
ですが、黒文字盤の良さについて語ると、正義のヒーロー的な白文字盤に対して、悪役ヒーローのようなかっこよさを持っている黒文字盤のモデル。
どういう印象を持つかはもちろん個々によるのですが、僕としてはちょっと捻りがあるのが黒文字盤のモデルだなと感じています。
ぱっと見人気があるのは白いやつだというのがわかるのは、おそらくこの組み合わせが定番中の定番だからでしょう。
定番のアイテムはやっぱりいつでもどこでも人気。
ここであえて黒文字盤にするというのもマイノリティ的で良いと思いますね。
将来的にはどちらもかなりの高額な腕時計になるでしょうからね。
黒は悪ですね。
そして悪はモテる!