
とうとう出ましたね。
LNNGモデルが。
なんのことかというとデイトナのこと。
LNというのはベゼルが黒いですよーーー!という意味のLN。
Lunette Noirというそうですが、これはフランス語。
発音は全然違いますが、日本語風に言えばルネットノアールでしょうか。
まあこの辺はどっちでも良いんですが、このルネットの部分が円とか円筒状のものを意味するそうなんですね。
なのでグリーンサブのLVはLunette Vertで青いベゼルのはLunette Bleuということです。
つまりロレックスはフランス語をベースとしてリファレンスに当てているんですね。
スイスでは公用語がドイツ語、フランス語、イタリア語と3種類の言語に分かれていて、地方によって何が話されているか違うわけです。
もちろん英語は共通で話せるみたいですね。
ただ年配の方はやはり英語が少し苦手みたいですが、それでも普通に喋れます。
その辺りはやはり日本はまだまだ改善点がありそうですね。
さて、そういうわけで、このリファレンスコードの末尾の2つのアルファベット。
ロレックスのリファレンス名の末尾についているアルファベットの文字。 あれが何か今日はお伝えしたいと思います。 …
こちらの記事で詳しく説明しているんですが、今日お話するのは僕も始めてみた4桁のアルファベット。
LNNG。
液化天然ガスのようにも見えるこの頭文字なんですが、これは上記の記事を呼んでもらえればすぐに意味がわかります。
LNは黒いベゼル、Nがシェルダイヤル、Gが8Pダイヤインデックスという意味ですから、つまりこれはデイトナの黒ベゼルのやつに白蝶貝か黒蝶貝の文字盤がセットされ、インデックスにはダイヤモンドが装備されているということがわかります。
まあこれだけではデイトナかどうかということは判断できないんですが、これまでの感じからすればデイトナにしかこういうモデルはないので、おそらく勘の鋭い読者ならすぐにおわかりになったことだと思います。
というわけで、今日はデイトナ Ref.116508LNNGとRef.116509LNNGについてみてみたいと思います。
デイトナ 18Kイエローゴールド Ref.116518LNNG
デイトナ 18Kホワイトゴールド Ref.116519LNNG
ということでこの二本。
みなさんが疑問に思っている通り、僕も不思議だったのが、なぜかエバーローズゴールドのやつがないという点。
ネットで探してもありませんでした。
このシェルダイヤルとダイヤインデックスの組み合わせはエバーローズゴールドにこそ一番ぴったりな調和性の組み合わせなのに、なぜかそれがなされていないという。
まあ、どちらでもいいんですが、このシェルダイヤルと新型デイトナとの組み合わせは素晴らしいです。
どう素晴らしいかと言えば、まずセラミックベゼルとシェルダイヤルとダイヤインデックスがはじめての組み合わせだからじゃないでしょうか。
シェルダイヤルとダイヤインデックスの組み合わせはこれまでのデイトナにも存在していましたが、旧型のデイトナはセラミックベゼルではありませんでしたから、今回のモデルとは一味違います。
この感じすごく好きです。
しかもこの豪華な装備品の良いところはノーマルのベースモデルと比べても価格があまり変わらないという点です。
ロレックスはこの辺も良心的。
実際ロレックスはデイトナそうだし、すべてのスポロレの定価を想像以上に低く設定しているんですね。
もし本当に定価で購入出来るなら、ロレックスほどコスパの高い腕時計はないと言えます。
作り込みとか精度とか、とにかくすべてが本当に完璧な工程を踏んで作られていますから。
知れば知るほどロレックス。
こんな良い腕時計メーカーはないですね、ほんと。