
ロレックスが人気の理由をたくさんこれまでお話ししてきましたが、今回で一応最後。
ロレックスがなんぜこんなに人気なのかはみなさんが一番よく知っているとは思いますが、やはりロレックスが素晴らしいのは、ずっと最高のブランドとしての時計作りへの姿勢を変えないこと。
ロレックスは創業以来そのコンセプトを変えていません。
とにかく実用性の高い腕時計を最高品質で送り届けるという信念のもと、すべての工程を自社で一貫して行っています。
ムーブメントはもちろん、側もそうだし、宝石や地金の選定まで自社で行っています。
すべてを一括管理する体制を取ることで、全てを思うままに個々の品質の違いを生み出さないように生産出来ます。
完璧なものを作ろうと思えば、やはり自社ですべて管理したほうが効率的で手早い。
そしてなにより自由。
そしてその自由な考えは今日のロレックスをロレックスに仕上げたわけですが、自由であるがゆえに社会の流行にも流されず独自の路線を行っているんですね。
近年のスマートウォッチ化の流れはスイスの機械時計ブランドにも影響を与えています。
例えばタグホイヤーもそうだし、オメガも電子時計と作っているし、グッチもルイヴィトンもフレデリックコンスタントもそう。
そういう感じで確かにスマートウォッチなんかを作れば売れる可能性はあるかもしれないが、ブランド価値を落としてしまうというデメリットも大きく存在しています。
メルセデスベンツがAクラスを作ったように、スーパーカーメーカーがSUVを作ったように、コアなファンはやっぱりがっかりするんですよね。
スポーツカーメーカーはスポーツカーのみ作ってほしいし、機械時計メーカーも機械時計のみ作ってほしいわけです。
世界的にクオーツショックがあった70年代は多くのスイスブランドが潰れました。
そんな時にはやはりロレックスもパテックフィリップもクオーツウォッチをちょっとだけ作ったんですが、ロレックスは独自の道を突き進みました。
大量生産の水晶振動子を使った腕時計に対抗するには、別のこれまで突き進んだ高級路線を突っ走ることだとしてロレックスはそのまま最高品質の機械時計を作りました。
そうしたブレない時計作りが今日のロレックスを作っているんですね。
そういう感じでロレックスのブランド信念の硬さは時計作りやデザインにも現れています。
硬派な時計メーカーとして定評のあるロレックスは実際にはやっぱり硬派だったわけです。
その点で言うとジャガールクルトも似ているかもしれない。
というわけで、今日のテーマはロレックスの変わらぬ信念についてでした。
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