
とうとうウブロも2020年モデルの新作が発表されていますね。
僕ですか?
僕は最近ウブロがまた好きになっちゃいましたね。
ウブロに関してはここ数年距離を置いていたのですが、今回またウブロに舞い戻ってきました笑
というのも、僕はロレックスやオーデマピゲやパテックフィリップ、あとはランゲゾーネやウブロなどが大好きなんですが、それらに比べるとウブロには歴史がない。
ただ、歴史がないというだけで、時計メーカーを判断するには、少々理由が浅い気がしました。
というのも、ウブロはたくさんのバリエーションを幅広くつくっていて、これってメーカーとしては割と首を締める行為になりそうなのに、ウブロはぞの意思をずっと貫いています。
そこで思ったのが、ウブロほどかゆいところに手が届く時計メーカーはないんじゃないかなと。
多くの時計メーカーが自社のテーマの元に腕時計を展開していて、それをベースにユーザーの声を反映している感じなんですが、ウブロは隙間隙間をどんどん埋めていくような戦略を取っています。
あるモデルが売れたら、そのモデルで多くの素材やモデル展開、そしてバリエーションを増やしていくという感じ。
ニッチな時計メーカーと言えるでしょう。
ニッチすぎるところもあるんですが、そういう面で言うと、ウブロのユーザビリティは高いということになります。
まあ見方にもよるんですけどね。
そういうのをどっちつかずだという人もいるかもしれませんが、僕はウブロがチタンやセラミック素材を使用した腕時計をたくさんつくっていることに関心しています。
金属アレルギーであるがゆえに、かっこいい機械時計が着用出来なかった過去のような時代は終わりました。
いまじゃウブロやパネライのそういった腕時計が選べるようになったし、そういう面では良い時代になったと言えるんじゃないでしょうか。
さて、そんなわけで、今日は2020年にウブロが早くも発表した新作モデルのスピリットオブビッグバンを紹介したいと思います。
ジャンクロードビバー氏が去ってウブロはどうなったのでしょうか? これまでのウブロはもうウブロじゃない? いえい …
こちらの記事ではビッグバンの2020年新作モデルについて書いているので、気になる方は是非読んでみてください。
スピリット オブ ビッグバン メカ10 45mm チタン Ref.614.NX.1170.RX
予価:2,688,400円
スピリット オブ ビッグバン メカ10 45mm ブラックマジック Ref.614.CI.1170.RX
予価:3,179,000円
スピリット オブ ビッグバン メカ10 45mm キングゴールド Ref.614.OX.1180.RX
予価:5,137,000円
というわけでこの3モデル。
これら3モデルがスピリットオブビッグバンの2020年の新作モデルなんですが、もちろんこれだけにとどまることはありません。
ウブロはこれからもじゃんじゃん新作を発表してくるだろうし、バーゼルワールドなどでもさらに新作を投入してくることでしょうが、今回はまだ少ししか新作モデルは発表されていないため、これからじゃんじゃん紹介していきます。
ということで、このスピリットオブビッグバンについてなにか気付いた方もいらっしゃるでしょう。
そう、メカ10なんです。
帰れま10の親族の方かと思ったのですが、実は違う。
メカ10というのは、その名の通り、10デイズのパワーリザーブがついた、モンスター級にタフなムーブメントが搭載されたモデルなのです。
そしてこのモンスター級のムーブメントがこの度スピリットオブビッグバンにも移植されたということです。
ご存知の通り、これまではメカ10はビッグバンにしかありませんでしたが、スピリットオブビッグバンにも晴れてこのムーブメントが搭載されて誕生しました。
そう、これが最初にお話しした、ウブロのやり方。
別モデルで人気だったモデルの特徴を他のシリーズで展開したりするやり方なんですが、ウブロはそういう感じでニッチなところを攻めるのがうまい。
そして、こういう戦法が実は受けている。
ウブロが人気である理由の一つに、腕時計に対して、ここはこうしたい、ここはこうであって欲しいというコアなユーザーのために、あれやこれや多くのモデルを生み出していることが挙げられます。
そういう感じですから、ウブロはすごく人気なんですが、もちろんウブロにもデメリットがあります。
そう、それは、売却する時に値が付きにくいということ。
ウブロは人気があって、いろいろなモデルを大量に生み出していますが、そこが人気の理由でもありますが、リセールバリューが低い理由でもあります。
この辺のマーケットを高い値で維持出来ないのがウブロの残念なところなんですね。
なので、僕としてはウブロはもう少し方向転換していくのが良いんじゃないかなと。
例えば、今はまだ名前を売る段階だとします。
もうすでに知名度は高いですから、十分な気がしますが、そういった段階の最終段階だとします。
その後は徐々にシリーズやバリエーション、そしてリファレンスを固定化、簡素化して認知度を高めるようにします。
もちろんチタンやセラミック素材などでの展開は継続。
そういう感じで、ウブロは生産数を調整します。
そうしていけばだんだんとウブロのリセールバリューは維持されていくんじゃないかなと。
もちろん売らないという人にとっては関係ないんですけどね。
ウブロは腕時計のデザインもオリジナリティがあって、素材などのアイディアも凄い良いですから、その辺りを最強の武器としてこれからも生産していけば、すごいブランドになっていくんじゃないかなと。
という感じで、ウブロのスピリットオブビッグバンの2020年新作モデルでした。