
さてさて、ロレックスという腕時計は本当に素晴らしい。
まずその名前が素晴らしいと感じるわけですが、これは世間での評価がやはり素晴らしいものであるため、ハロー効果としてロレックスの腕時計の素晴らしさを感じざるを得ないわけです。
形から入る人も多いでしょう。
しかし、それでいいのです。
物事はだいたいそういうことが原動力になっていることが多く、モテたいからギターをしたりサッカーをしたるするわけです。
そういうわけですから、『欲しい』と思う気持ちが一番正直で正しい意見というわけです。
それに付随する理由は関係ないということですね。
さて、そんなわけで今日のテーマは大事な大事なロレックスに傷が付いてしまった場合。
こんなショックな出来事って人生であまりない気がします。
彼女の浮気を発見するくらいショッキングな出来事だと思うのですが、下手したらロレックスに傷がつくほうがショックかも知れない。
w
まあ、そのあたりにはその人によるのですが、それでもロレックスを傷つけた日にはそのロレックスを売り払ってしまって、新しい個体を買ってしまいたい衝動にかられたりします。
例え30万円くらいの差額を支払ったとしても。
それくらい傷ついたロレックスに対する愛着をこれから持てるのかという心配が出てくるわけですが、安心してください。
ロレックス、そして腕時計は必ず傷がつくものです。
そしてその傷こそが僕たちが生きた証なのです。
そう、僕にもそんなことがあったのです。
なんで、傷があるんだ、なぜ、なぜ、と笑
ですが、僕よりも時計歴の長い、そして某時計メーカーで勤務していた時計のプロであり僕の先輩友人でもあったT氏が言ってくれた言葉、
『その傷が個々の味なんだよ』
と。
その言葉で僕の傷が完全に癒えたわけではありませんが、心が軽くなったのを覚えています。
そしてその傷こそが、僕の時計だけが持っているもので、僕の所有物でいてくれる個体だけにあるもので、なんだかその傷が愛らしくなってきました。
時間とともに。
そして、時が経過するにつれ、その傷の存在が見えなくなりました。
見えても見えない感じ。
自分の顔に昔つくった小さな切り傷が残っていても気づかないのと同じ感覚でしょうか。
ふと気付いてもそれで気に病むことがないあの感じ。
そういう感覚ですかね、僕が時計の傷に対して感じる感覚と言えば。
時計は使用していれば必ず傷が付きます。
必ず。
大なり小なり、傷がつくもので、裏蓋の細かな傷なんか、数千本という数になるでしょう。
交換出来るところの傷なら交換すればいいし、それが出来ないところの傷ならさっさと受け入れてしまいましょう。
まあ、それが簡単に出来ないから辛いわけですが、それでもロレックスなら傷に関しては値下がりの理由になりにくいのをご存知でしょうか?
ロレックスは904Lスーパーステンレスと呼ばれる特殊なステンレススティールが使用してあり、それらを鍛造で練り上げてつくっているので、密度が非常に濃いステンレスケースになっているんですね。
つまり、傷がついても、磨けばその傷が消えやすく、磨けば磨くほど、目の詰まったステンレス素材が研磨され、美しさが維持されるわけです。
つまり、ロレックスが中古でも高価である理由の一つには、そういったことが挙げられるわけです。
ですから、ロレックスに傷が付いてもあまり気に病まないほうが良いと思うのです。
僕だったら、もうそんなに悩まないでしょうね。
『Oops、またやっちゃった』的な感じですかねw
現に、傷が付いたほうが良いということもあります。
ロレックスは使ってなんぼです。
使っても価値が落ちない腕時計としても有名です。
特にスポロレなら、使っても使っても売るときには一定の価値が保証され、その時の相場で価格が変わってきますが、使用感があるからと言って、そこまで減額になることがない時計としても知られています。
ですから、せっかく買ったロレックスなのですから、使用して使ったほうがコスパが高いということになります。
200回使用して売るのと、2000回使用して売るのでは、コスパが違いますからね。
とは言え、傷をつけたくなくて、飾っておきたいというなら別ですが、一度傷がつくと吹っ切れて24時間使っていたくなったりすることも結構あります。
TPOを気にせずロレックスを使っている人は実際結構かっこいいですからねw
僕の知り合いのおじさんも農作業をするときにもデイトジャストのコンビを使用していましたが、やはりそのおじさんからは、リッチな雰囲気が出てて、余裕ある感じがかっこよかったですからね。
そういう感じですから、ロレックスに傷がついてもあんまり気にしないようにしたほうが良いのはないでしょうか。
ロレックスの傷は、価値が落ちにくいし、傷自体が自分自身という証だったりしますからね。
そういう面でもより愛着が湧くんじゃないかなと、逆に思えるのです。
傷ついた瞬間はそうは思えないのですが、時間とともにその傷は癒えていくでしょう。
せっかく買ったんだから、そのまま使って人生をともにしたほうが良いんじゃないかなと思ったのでした。