
みなさんは国産時計が好きですか?
僕は海外の腕時計、とりわけスイスやドイツの腕時計が大好きなのですが、それでも国産時計には海外にはない味があると言えます。
そう、僕はこれを味だと感じています。
この見た目の違い、デザインや外観、放つ雰囲気の違いはまさに味。
国産時計をダサいという意見が結構ありますが、これは味としか言う他ありません。
日本の腕時計には海外勢ではとどくことない、かゆいところを掻いてくれるサービス精神があり、ここまでやるか!というような腕時計も国産ならではだったりします。
車などを含めた日本の製品に多い特徴なのですが、デザインにシャープさがなくなる代わりに、利便性が極端なまでに追加されるこの特徴。
個人的には非常に面白いアプローチだと思っています。
そのもの本来の意義や意味よりも、それらを再定義し、独自の解釈をすることが多い日本の製品。
僕はセイコーの2020年の新作モデルを見て、これまた日本らしい作品だなと感じました。
全身真っ黒であるブラックシリーズとよばれる限定品なのですが、これがまた実はすごくかっこいい。
限定品とは言え、かなりの数が発売される予定なので、それこそ限定感はないですが、僕のおすすめはダイバースキューバの1本。
実際すごく日本風の味があって素敵なので、是非検討してもらいたい3本と言えるでしょうね。
特にダイバースキューバのやつは。
ということで、3モデル紹介しましょう。
Seiko Prospex MARINEMASTER PROFFESIONAL Black Series Limited Edition Ref.SBDX033
まずはこの1本。
これは日本限定/世界限定600本という結構少ない数で販売されているので、すぐになくなることでしょう。
価格は定価30万円ほど。
裏蓋にシリアルナンバーが刻印されたモデルで、発売日は早くも3月7日ということです。
お早めにどうぞ。
という感じなんですが、デザインはやはりかなり野暮ったい感じですが、これがいい。
実用性という面で優れているので、このさい野暮ったさは全然気にならないし、この感じがたまらんという人もいるでしょう。
ダイバーズウォッチなので、針やインデックスが太く短い感じなのはしょうがないですからね。
全てがブラックなので、水中でも夜光塗料がすごく目立つことでしょう。
ちなみに防水性はねじ込みリュース搭載の300メートル。
ケースサイズは以下の通り。
縦: 50.5 mm
横: 44.3 mm
厚さ: 15.4 mm
Seiko Prospex DIVER SCUBA The Black Series Limited Edition Ref.SBDC095
こちらのモデルは先程のよりもややシャープな感じ。
針の先端が尖っているので、そういった印象を与えるのだと思いますが、これはなかなかかっこいい。
価格はだいたい9万円くらいでしょうか。
これくらいなら手が出しやすいですね。
定価でこのくらいなので、実際にはもっと安いと思われます。
防水性は200メートルで、潜水用だとのことです。
発売日は2020年2月8日で、セイコーグローバルブランド コアショップのみでお取扱いしているそうです。
限定7000本という数ですから、すぐには売り切れないでしょう。
耐磁性のある1本だそうです。
ケースサイズは以下の通り。
縦: 52.6 mm
横: 45 mm
厚さ: 12.9 mm
重さ: 127.0 g
こういう感じです。
ダイバーズだけあって、やはり大きいですね。
もしかしてラグのサイズを含めているのかもしれないですね。
Seiko Prospex DIVER SCUBA The Black Series Limited Edition Ref.SBDL065
そしてダイバースキューバのクロノグラフモデルがこれ。
なかなかの作品です。
クロノグラフが好きな人におすすめですね。
ダイバーズとクロノグラフ、割とコネクションが強い組み合わせなのですが、ダイバーズにはクロノグラフが搭載されていないモデルも結構あります。
潜水などにはクロノグラフもあったほうが良いと思うのですけどね。
このモデルは世界限定3500本という、先程の半分の数しか販売されないそうです。
このモデルは何故か価格も76000円という一番定価が低く設定されています。
クロノグラフ機構がついて、限定数もさきほどの半分なので、定価も低いという。
ちょっと不思議なんですが、それはそれ。
発売日は1月24日ですから、すでに販売が開始されているみたいです。
こちらも200メートル防水で、耐磁性のある1本。
ケースサイズはご覧の通り。
縦: 51.6 mm
横: 44.5 mm
厚さ: 13.7 mm
重さ: 121.0 g
という感じです。
みなさんはどのモデルがかっこいいと思われたでしょうか?
2020年はセイコーダイバーが誕生して55周年という節目だそうです。
だからというわけではないのですが、2020年に誕生したブラックシリーズの国産ダイバーズウォッチ。
なんとも国産らしさを醸し出していますが、この感じ実際結構かっこいい。
ロレックスのエクスプローラーIIのような雰囲気を醸し出してて、この野暮ったさが逆に良かったりします。
つまりこれらのモデルはストラップを変えたりすると、さらに個性的なファッションアイテムとなることでしょう。
個性を光らせたい場合はそういう感じでカスタマイズすれば良いでしょうが、全身ブラックなこの感じ、ぼかぁちょっとセイコーの腕時計に惚れ直したのでありました。
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