
近年、リシャールミルという時計ブランドのおかげで1000万円というボーダーラインの壁が薄くなっているという。
詳しい数値はわかりませんが、リシャールミルの腕時計の最低価格は900万円台後半か1000万円くらいだった気がします。
最低でも1000ですから、何か機能が付くだけですぐにスーパーカーが買える値段になります。
ですが基本価格がそのくらいなので、富裕層はその価格帯にこなれてしまって、それくらい価格の時計への固定観念が亡くなってきてると言います。
これは思わぬ事態。
リシャールミルが富裕層の関心を奪ってしまうかと思いきや、他のスイスブランドへの関心も高める結果になっています。
というわけで、今日は1000万円まではいかないんですが、高額なクロノグラフを比べてみたいと思います。
名付けて、パテックフィリップ vs ウブロ。
そのまんまなんですが、両社全く異なるスタイルを持つブランドで、伝統とモダンを代表するような時計ブランド同士のクロノグラフを見てみたいと思います。
パテックフィリップ コンプリケーション Ref.5960/01G-001
フライバッククロノグラフ、年次カレンダーが搭載されたコンプリケーションクロノグラフこれ。
40.5ミリに抑えられたホワイトゴールド製のクロノグラフ。
40ミリ台の腕時計は雲上ブランドにすれば普通か少し大きめですが、パネライからすれば極小w
この辺が僕がパテックが好きな理由の一つでもあります。
積算計あたりが複雑そうに見えるんですが、慣れてしまえば平気です。
というわけでこのモデルが1本。
つづいてウブロ。
ウブロ スピリットオブビッグバン Ref.601.NE.0172.LR.JPN17
続いてはこのモデル。
45ミリのトノー型のケースを持った大きな1本。
見た目とは裏腹にケースにはチタンを使用しているため、意外と軽い。
このモデルも上記のパテックと同じく、フライバッククロノが搭載されています。
日本限定モデルのスピリットオブビッグバンで、若い富裕層が好きそうな1本だ。
というわけで、最初にもお話ししたとおり、リシャールミルの存在のおかげで、こういった腕時計への壁が取っ払われています。
リシャールミルに比べると格段に安い両モデル。
1970年代のクオーツショックからは考えられないくらい機械式時計が今フィーバーしています。
僕的にはパテックフィリップの方が好きですが、価格帯がウブロのモデルに比べて2,3倍するのでウブロでもいいかなとw
共通点はフライバッククロノくらいしかありませんでしたが、伝統的で古典的な腕時計の代表のようなパテックも現代っ子でモダンなウブロと、両方それぞれの魅力があっていいなと。
みなさんはどちらのモデルがおきに召したでしょうか?